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【不思議体験した話】

夏が近づいてきたので、いつもとテイストが全く違う角度で不思議なお話をしていこうと思います。

病院勤めの母が体験して教えてくれた話です。

怖いというより、不思議な体験。


それは、私たちがずっとずっと小さかった頃。

母は、勉強熱心な助産師さん。 

 よく、合宿で勉強会へ行っていた。


 小さい娘たちを置いて、父に預けるのは心配だったかもしれません。

とはいえ、研修では同じ志の助産師さんたちと一緒に勉強できるのは楽しいはず。

普段は着けない、パールのイヤリングをつけていつもよりおしゃれをして出掛けた。

 玄関にある鏡を見て、よし、良い感じ!


たまに家庭を離れて自分の好きなことに没頭するって大事ですよね。


研修は夜まで続き、


夜は私たちに電話をすべく公衆電話に向かった。

そこは、ど田舎だったこともあり、


田んぼの真隣に経っている電話ボックス。

 現在ではトンと見かけなくなりましたよね。


あれって、実はしたの方は少しだけ隙間が空いているの知ってましたか?


 母は割りとおっちょこちょいなところがあるので、

あわてて受話器を耳に当てようとすると、


 コロンコロンコロン。。。


付け慣れていないイヤリング。

すっかり着けていることを忘れていたので、

受話器に当たってイヤリングが片方落ちてしまった。


 不運なことに、電話ボックスの隙間からイヤリングが出ていってしまった。


田んぼの真隣ということもあり、

田んぼにポチャン。と落ちてしまった。


 ガーン。

一張羅のイヤリングをなくしてしまい、

でも真っ暗な田んぼで小さなイヤリングを探せるはずがなく、

泣く泣く諦めた。


 まぁ、物はなくなるもんだから仕方ない。


 気持ちを切り替えて翌日も研修を済まし、帰路についた。


 ガチャッ。


玄関を開けるとびっくり。


あの田んぼで落としたはずのイヤリングが、


玄関に落ちていた。

確かに、田んぼに落ちたのも見たし、ここにあるはずもないものがそこにあってびっくりした。


 母は割りと、
「まぁ生きてりゃ世の中不思議なことしかないよね~!」
というスタンスなので特に気にしている様子もなかった。


 前述の通り、母はとても勉強熱心で熱い助産師さんであり看護師さん。


何度も何度も、

 死を目前にした患者さんに馬乗りになって人工呼吸を施して息を吹き返したり、という体験をしていた。

母に命を救われたり、感謝の意をもってくださっている人が、
母の大切なものを届けてくれたんだなぁと私はずっと思っている。


物にも魂がやどっていると思っていて、


何回もなくすのに、絶対に戻ってくる物ってあったりしますよね。

私は、友人にもらった渋すぎるだるまのキーホルダーを何度も、失くして失くしても(友達にもらったもの失くすな笑)かばんから出てくるという不思議なことがありました。


なんだかんだ、我が家はこういった不思議な体験が割りと多いので急にまたシェアします(ものすごく気分次第で)。

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