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上手い絵と私

絵を上手くなりたいと常々思う、思っている。“上手くなること“というか「自分が思ってるものを描けるようになりたいな〜」というのがいちばん強くて、その手段として“上手くなる“ことが必要なんだとぼんやり考えていた。当たり前に上手いに越したことはない。それには目に見える技術だけじゃなくて、知識や情報が必要で。今一度“上手い“になるのって難しいなぁと思い知らされている。

そもそも上手いイラストとはなんなのか。私が考える上手いと思ういちばん大きな項目として正確さ・リアリティがあるか…だと思うが、自信がない。よく考えてみれば、何をもって“上手い“と思うのかをちゃんと考えたこともなかった。しかも“上手い“というものも各々の価値観でしかない。なにを基準としているのかは人それぞれで、そこに感情が加わるともう人の数だけの価値が生まれる。だとしたら私が考える全ての意味の“上手い“が他の人とイコールであることの方が稀なのかもしれない。

ここまで色々と考えてみても、やはり「結局上手いってなんだろうな〜?!」にたどり着く。価値観で変わる物事に正解を見つけようとしがちなのは悪い癖。思考することは好きなのに自分に向き合うことが苦手だからか、自分から浮かんだものと対話せずにいたんだなと、改めて気付いた。物理的な技術の向上はもちろんだけど、自分が思う“上手い“をちゃんと理解をする過程が必要なのだと思う。これも頭を使って描くということなんだろう。頭を使えッッッ!!!

とはいえ、上手くなって本当に自分が思っているものが描けるようになるのかは別の話だとは思う。その手段であること、過程であることを忘れてはないけない。
そして「好きなように楽しく描くこと」が絵を描く本質を忘れずにいたいなぁと思いました。(お仕事となるとまた別なお話になるだろうけどね)

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