つゆ香

カリフォルニア州で暮らしています。小学生の娘と息子の母。食べること、森林浴が好きです。

つゆ香

カリフォルニア州で暮らしています。小学生の娘と息子の母。食べること、森林浴が好きです。

最近の記事

太陽と紅葉とセロトニン

太陽の光を浴びて、真っ赤な葉が透けて見えた。 太陽の光を浴びて、わたしはセロトニンを増やした。(たぶん)

    • サンタクロースとパパクロースとママクロース

      こんなご時世でも、季節は移ろいクリスマスの時季がやってきた。 そんなある日。 「ほんとうはパパなんでしょ?」と8才の誕生日を迎えたばかりの息子がいった。 11才の娘はじっとだまって息子を見守っていた。 (娘は核心にせまってきたことはない) これまで成り行きに身を委ねてきた。そしてとうとうそのときがきた、とわたしは思った。 わたしと夫は、ありのままを話す、というやり方を選んだ。 子どもたちに話す役を買って出たわたしは、 その晩、頭の中でシュミレーションをした。ややもする

      • 晩秋のなかを歩く

        真っ赤。『真赤な秋』の曲が頭の中で再生した。 息子8才は、歩きつつ落ちている石を拾う。(石、枝、花びらなどを拾うのが好き) 吟味して何個かポケットへ。 デスティニ〜 と自作の歌をうたいながら、また歩き出す。 「デスティニーてなんなの?」と私が聞くと、「めちゃくちゃいいやつ、てイミ」と息子。運命的な出会い、といったところか。 「石、拾わなくていいよー。特別きれいってわけでもないしさ」と薄情なことをいう私に、「ゆいつのウニなんだからぁ!」と息子。唯一無二ね。確かに。

        • 夫の肯定的なスタンスは私を救う

          私に対していつも肯定的な夫。 そのスタンスでもって私を救う。日頃から、他愛もない日常の中で。 昨日はどうにも料理する気になれなくて、手抜きの夜ごはんにしてしまった。手抜きをするのは易きに流れているようで罪悪感を覚えた。 食卓についた夫に、私は言った。 朝ごはんみたいな夜ごはんになっちゃった。 夜ごはんの献立を紹介するみたいに懺悔した。(質素と手抜きは違うぞ。と朝ごはんに叱られそうだ) 夫の返答が欲しかったわけではない。責めないし嫌味を言わない夫だ。 そこへ夫は 「すご

        太陽と紅葉とセロトニン

          小春日和

          ロサンゼルス郊外。 朝晩はだいぶ気温が下がる様になった。 朝食を食べ終わったころ、窓から差し込む光が暖かで、思わず散歩に出た。 いい天気。 小春日和。 秋休み中の子どもたちを連れて。 紅葉が美しい。 落ち葉の上を歩く、その音も心地よい。

          小春日和

          寝坊した11才娘に、遅かったね、と言ったら、「ギリシャ神話のこと考えてた」と。私が11才の時と違いすぎる。寝ても覚めても読書!の娘が今愛読している本 『The Lightning Thief (Percy Jackson and the Olympians)』

          寝坊した11才娘に、遅かったね、と言ったら、「ギリシャ神話のこと考えてた」と。私が11才の時と違いすぎる。寝ても覚めても読書!の娘が今愛読している本 『The Lightning Thief (Percy Jackson and the Olympians)』

          Don’t share your air

          11月16日、ロサンゼルス市長の発表があった。パンデミック禍におけるサンクスギビングホリデー(感謝祭)の過ごし方について、注意を促す内容だった。 アメリカの祝日サンクスギビング。家族や友人が集うのが文化。つまり、集合するためにアメリカ中、人々が移動する。2020年サンクスギビングは、できる限りそれをしないでね、という。 夫がスマホで再生していた。私は家事をしながらで意識的に聞いてはいなかった。 けれど、 Don’t share your air このフレーズはズドーンと

          Don’t share your air

          さつまいも。洗ったら、そのままオーブンへ。190℃で80分〜90分。あま〜くてとろ〜り。

          さつまいも。洗ったら、そのままオーブンへ。190℃で80分〜90分。あま〜くてとろ〜り。

          斬新な発想でよい。

          斬新な発想でよい。

          子ども達がリモート授業をうけている間に、日本語のワーク作りを。

          子ども達がリモート授業をうけている間に、日本語のワーク作りを。

          子どもへの思い・ずっとマイレロベイベー(my little baby)でいてほしいと思う時がある。

          小学生の娘と息子がいる。 子どもたちが、どんどん成長していっちゃうよー あっという間に大人になっちゃうよー 朝目覚めて、まだ頭がはたらいていないうちに、 思考とは別のところから、ざあと湧きだして、 一気に心を埋めつくす。 焦り・さみしさ・せつなさ。 度々あることで、 今朝もだった。 息子は間もなく誕生日を迎える。 いつもより心がざわつく気がして、そのせいかもしれないと思う。 子どもが成長してくれるのは嬉しい。 だけど、いつまでも私のかわいいおチビさん(たち)でいて

          子どもへの思い・ずっとマイレロベイベー(my little baby)でいてほしいと思う時がある。