心を沸かしていけ

好きなことにはまっしぐらだ。
昔からそうだった。
好きなことを取り上げられると、自分を否定されると大声で怒鳴るような子供だった。

そんなまま大人になった。
あざといってなんだ、忖度ってなんだ、計算ってなんだ
ってまま大人になった。

自分が好きか嫌いかの尺度で行動してきた。
自分を持ってるだとか、しっかりしてるだとか、自分の人生を生きてるだとか人は言うけどただ子供のままだと思う。

大人とはあまり話が合わない。
合わせることはできるけど、どこか笑うツボや感激するポイントが違う。

変わったものを見つけたら「わぁ」と声が出るし、美味しいものを食べたら「幸せだなぁ」と声が出る。
そこに一切思考は介在していない。

言葉にする時間はない、時が過ぎるのは早い、
あらゆることに心を動かしているから1つの感動を言葉にしていると出遅れる。

だけど、忘れ去りそうになるその感動は大切なものだから、書き起こしておく。
突然訪れる心の揺らぎは前にもあとにも同じものは無い。
そして恐ろしいほど早く忘れ去ってしまう。

自分を記録していくことは面白い、それに敵う楽しみは私には無い。
心を沸かしてまっしぐらに突き進み、たまに振り返りくよくよする。
でもそんな日は1日あれば十分なの。

心は沸かすためにある。

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