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北海道の春は桜はもちろん花満開の季節です!

北海道も4月下旬に入り、桜前線がやってきた。最南端の松前町で21日(アイキャッチ写真は数年前の松前公園)、函館は22日、札幌も23日に開花宣言が出され、エゾヤマザクラやソメイヨシノが開花を始めている。

昨年も早かったが平年より1週間から10日ほど早い。昨今の温暖化と暖冬で道南地方や道央ではGW前に見ごろが来ている。だが北海道は南北東西に広い。最東端の根室に桜前線が到達するには約1か月かかる。


僕が数年前、酒蔵の取材で上川町に赴き、層雲峡を訪れた時、6月初めでまだ桜が咲き残っていたこともあった。

函館市五稜郭公園の桜。北海道屈指の綺麗さだと思う

そして、この4月下旬から5月初旬は、北海道の長く厳しい冬を越え、桜だけではなく、野山の花々が一斉に花を咲かせる。北海道は梅と桜が同時に咲き、何なら最近は桜の方が早いぐらいだ。

函館山に咲くエゾエンゴサク(左)カタクリ(2018年撮影)

そして野山には、北海道に春を告げる花、エゾエンゴサクを始め、カタクリ、フクジュソウなどが、待ってましたとばかりに本当に一斉に花開くのだ。カタクリやエゾエンゴサクの時期が終わる5月初めにはシラネアオイが一斉に花を咲かす。

北斗市きじひき高原に咲き誇るカタクリの群生(2018年撮影)

さらに北海道の特徴として、前述した本州では高山植物のカタクリやシラネアオイが平地で咲くので気軽に見られる。このご時世まだ気軽に旅行はできないが、GWの北海道を訪れた時には花見はもちろん、野山を散策することをお勧めしたい。本当に野花が咲き誇っている。

そして、北海道の花見と言えばジンギスカンだったが、まだ、おおっぴらにはできない。まだまだしつこいコロナ禍が収束して、そして、泥沼化が濃厚になってきたウクライナ戦争も終息し、世界平和を実感し、気兼ねなく花見で一杯といきたいところだ。

正直なところ、今は、値上げラッシュと、いまだ通常運転できない仕事が今年度は回るかどうか、震えている。何とか前を向いて進んでいきたい。



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