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和紙の折敷を作ろう 後編

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今回は裏を貼ります。
両面使えるようにしようと思うので 裏は際(きわ)まで貼ります。
和紙に限らず 紙は水をつけると伸びるので 今回貼る紙は全体的に一分(いちぶ、約3ミリ)小さく切ります。

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水洗いできるようにするため 万が一にも剥がれちゃいけないので 糊は濃い目で、正麩のりを使います。
壁紙を貼る時くらいの濃さ。どろっとしてます。
ちなみに掛け軸を作るときの裏打ち糊の濃さは お米を洗ったときの研ぎ汁の3回目くらいのイメージのサラッとした糊加減にします✨
これは後に(のちに)作り直すとき(50 年〜100年後)簡単に剥がせるようにするためと 掛け軸は巻いて収納するので糊が濃いと 折れジワができたりゴワゴワしますので💕

それからポイントは 写真のように立てかけて貼ること🌰
糊が濃いので一度引っ付くと 剥がれにくいので 融通が効くように立てかけてきちんと角かどを合わせて慎重に貼ります✨

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貼り付けたら、よく撫でてシワや空気が入らないように仕上げます。

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ハイ完成🐱

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いろんな柄のものができます。
例えば 絵を描き それを貼るっていうのも面白いかなぁ。
最後に ベースの厚紙を貼り合わせた後処理のポイント。

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サンダーという道具を使い、まず 二枚貼り合わせた時にできる僅かなズレを平らにします。横の部分ですね。
そのあと 角を面取り(わずかですが)することによって微妙な丸み 柔らかみが出ます。
お好みで カクカクした仕上がりのものもできます✨

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ちょっとわかりにくいけど お皿やグラスが乗っている下にある黒いのが折敷。

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ゆくりさんはカクカクした仕上がりの折敷がお好みです。

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水洗いできるので直接お料理を載せても大丈夫🙆‍♂️

ちょっと挑戦してみてね💓

最後まで読んでくれてありがとう😊
ハッピーな週末をお過ごしくださいね💕
明日は二人展の搬入日🐱
         チャオ🌹
〒700-0822 岡山市北区 表町1-2-36  わがみやうめだ  
              梅田剛嗣  電話 086ー231ー3371 


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