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柿渋染めの魅力 和紙の魅力

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壁掛け作りました。
9月の二人展に向け そろそろエンジン全開で作品作っていかなきゃいけない時期に入りました。

表面を流れているのは 柿渋。楮(こうぞ)の和紙にドウサ液(撥水液)を塗り 青墨で下地に色を付け、最後に柿渋を塗り、仕上げた染め和紙です。
ドウサ液を塗っているから 柿渋が和紙に吸い込まれず、いい感じに流れて自然の模様を作ってくれます。
日本画でいうところの たらしこみ という技法を参考にしてみました。

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こちらは 洗える和紙のお皿。
和紙の産地により 模様の出方が変わってくる それが魅力です。
それと 同じように染めを施しても 日によって(天候であったり気温であったり、湿度かな?)違う出来になります。
それから 同じ手順で染めても 人が変われば また、違った表情になる。

和紙は奥深いです。

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こちらの写真はお皿の部分アップ。
和紙も染めるときによって揉み加工をしたりしたら奥行きのある表情になるのです。

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いつかの夕焼け。(過去空)
タイトル画像は 裏庭で咲き誇っている桔梗。
自然の花や 雲や 空や 風を感じてそれを参考に染めの仕事をしています。
あ セミも鳴き始めました @岡山

ハッピーでラッキーな心地よい新しい一週間を~。
        チャオ(^^♪

                   梅田剛嗣



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