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和紙の可能性

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和紙のこと、染めや工芸など和紙加工のこと、つづっていきたいと思います。
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2020年12月の記事一覧

アメリカ発信のサイトで紹介していただきました。

アメリカ発信のサイトで紹介していただきました。



この写真は 倉敷のギャラリービョルンのハイジさんが撮ってくれた写真です🐱

https://ournarratives.net/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E/
サイトのアドレスはこちらです。
ご興味がございましたらどうぞご覧くださいませ。

   先日の満月。
   川面に映るキラキラが かわいい。

先月はとてもいろいろイベントめじろ押しでした。
岡山市芸術祭で 

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キャッシュトレイの修繕

キャッシュトレイの修繕



10年近く使って頂いて かなりくたびれたキャッシュトレイの修繕依頼が来ました。
和菓子屋さんで大切に使っていただき感謝です。
下貼りがしっかりしているのでこのまま上貼りをします。
まず、そこの面に木工ボンドをつけます。

          上貼りの和紙を貼ります。

     カドカドの重なる部分を喰い裂き(水切り)にします。

そして今度は紙の方に木工ボンドをつけてしっかりと貼り付けます。

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今朝の染め和紙

今朝の染め和紙



今朝は厚手の紙を使ってみました。

まずは 裏から色墨を入れて 表から霧吹き。
そのままだと(写真の通り)単なるきれいな色のついた紙になるのでどうにか工夫をしようと思いました。
いったん乾かし ドウサ液で模様を付けました。
ドウサ液は乾くとほとんど見えなくなるので どんな状態で模様がついているかわかりません。

なので これに 柿渋に色墨を混ぜた染料を使って 色付け。
塗ると ドウサ液の模様が

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今朝のお仕事

今朝のお仕事



今朝は色墨を使って染めました。
予定では裏から染めて霧吹きをかけ 表に滲み出るようにしたかったのですが、今回の紙は染料が染み込まず、急遽予定変更。

表から色を差すことにしました。
もう一工夫欲しいので、これからどのように処理していくかは素材と相談しながら この和紙が一番美しさを発揮できるよう実験してみます。

こちらは、予定通りのモミ紙。
染めたては色が濃く出てますが、乾くとグッと薄くなりま

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