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「母子家庭 子供 影響」のキーワードが意味するもの

先日いつものようにグーグルアナリティクスを見ていたら、あるところに目が止まりました。

今までそんなに見られていなかったこちらの記事のアクセスが増えてるんです。

じわじわ見られるようになってきてたのは知ってたんですが、進学費用に関する記事等の実用的なものよりも見られるようになってきてたんです。

これは今までになかった変化なんですね。

どんなキーワードで検索されてるんだろう?と思って見てみたらいくつかのキーワードが出てきました。

「父親不在 影響」

「母子家庭 子供 影響」

など、気になるワードが並びます。

もう少し調べてみたくなって、色々と人に聞いたりしてみました。

すると「母子家庭 子供 影響」のキーワードの検索ボリュームの変化に特徴があることがわかりました。

コロナとピッタリ重なる変化

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こちらが検索ボリュームの変化の図なのですが、2020年の前半から増えています。

これまでと比較しても変化があるのは明らかで、この変化の原因は?と考えた時に、やはりコロナの影響があることは否めないだろうと思いました。

非常に粗いものになりますが、ここからは僕の推測です。

コロナの影響で離婚を考える方が増えているんだと思います。しかも「母子家庭 子供 影響」というキーワードから察するに、検索しているのは女性の方の可能性が高いです。

夫の仕事の業績が悪化したとか、仕事をクビになったとか、そういうことが理由で離婚を考えざるを得なくなったのかもしれません。

在宅勤務が増えて、一緒に過ごす時間が長くなったことで「もうやだ!」となった家庭もあるかもしれません・・・

もちろん「未婚」や「死別」の可能性もあります。

数は少ないかもしれませんが、夫がコロナで亡くなってひとり親家庭になるとか。

もしくはこのコロナ禍で予期せぬ妊娠をしてしまったとか。

その辺りの詳細はまだ把握しきれていませんが、いずれにせよ母子家庭で子どもを育てるということを考えたり、それが現実味を帯びてきている人が多いということは間違いなさそうです。

ここまでなら「へ〜、そうなんだ」なのですが、もう一歩踏み込んで考える必要があると思っています。

「理不尽に耐える」を選んでる人がいないか

元々日本は先進国の中でもひとり親家庭の貧困率が高く、ひとり親家庭が安心して暮らしていくには厳しい環境です。

それにコロナが追い討ちをかけていると言ってもいいと思います。

これまで以上に仕事に就くのは困難になるでしょうし、学校でコロナの感染者が出れば、数日程度休校になることもあります。そこでオンラインで授業となれば、家庭の負担が増えます。が、それを保護者1人で担うのは非常に苦しい。

つまり今この瞬間にひとり親家庭になるということは、これまで以上にリスクが大きいということです。

加えて子どもへの影響も考えれば、二の足を踏むというのは容易に想像できますよね。

「子どものことを思って離婚を踏みとどまる」と言えば、聞こえはいいです。「子は鎹」とも言いますし。

でも、それは離婚を考えた理由によります。

もし離婚を考えた理由がDVなど理不尽な扱いによるものだったら?

「子どものことを思って離婚を踏みとどまる」というのは、全然美談じゃありません。

とはいえコロナの影響等を踏まえると、離婚に踏み切るのもリスク。

もしかしたら今までよりも「離婚がしづらくなっている」状況なのかもしれません。

ひとり親家庭になることへの不安や恐怖が高まっているとも言い換えれます。

現在理不尽な扱いに晒されながらもひとり親になる不安や恐怖が拭えず耐えている人がいるとすれば、その不安や恐怖を解消するのが社会に求められていることだと思います。

まずはその不安や恐怖に寄り添う。不安ですよね、怖いですよねと言ってくれる人と出会うところからが大事だと思っています。

僕らあっとすくーるも無料の相談を受け付けています。もし身近に離婚を考えてはいるけど不安を感じてる方がいれば、ぜひ紹介してあげてください。


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