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観劇「伯爵のおるすばん」

「伯爵のおるすばん」は不老不死の伯爵のお話。死なないということは先立たれることということの繰り返し。

私たちの命は永遠では無いから。不老不死の伯爵が残されていくけど、もう私はあっという間に居なくなってしまう。

たくさんの言葉になった「ありがとう」と「ごめんね」や言葉に出来なかった「ありがとう」と「ごめんね」。

もう会えない人には会えないから、本当に今現在を大切にしなくちゃだなって。
僕は怠惰を過ごしすぎてる。

僕はあと何年生きてられるのか。
順々だよね。
そういうもんなんだから。

両親、兄弟、想い人、友人…次々とね。

見送るのか見送られるのか。

伯爵の様に丸まって固まっちゃうなぁ。

やっぱり命の終わりがあると何か残したいなってなるよね。
続いてほしいんだもん。本当は。

宇宙が端っこにタッチしてパタパタって折り畳まれてポンって消えるその時までさ。


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