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運動を習慣づけるなら楽でシンプルで時短できるものが最高な話

今回は人が運動をなかなか習慣づけられない理由と習慣付けるためのコツについてのお話です

なかなか運動が続かない人のヒントになればと思います

運動が挫折しやすい理由

残念ながら人は元々意図的に運動が続くようにはデザインされていません

大昔、まだ人が猿に近かった時、狩猟採集をしていた時代からこの本質は変わってません

狩猟採集をしていた時代には
現代でいうところの運動にあたる動きといえば、
"闘争か逃走か"でした

つまり、獲物を追いかけ仕留めるために走ったり
外敵から身を守るために逃げたり
そういった行動様式の中で
人間はずっと昔から自然に体を動かしてきました

そして獲物のことや外敵のことを考えなくてもいい時間は、極力体力を温存するために横になったりして体を休ませておく必要がありました

こうした長い歴史背景からいえる
人間の本能的な行動パターンはこうです

"必要があれば動くが
 必要なければ極力休む"

これは本能的に人間にプログラミングされているもので長い歴史の中で刷り込まれているものなので
そう簡単にはこの本能に抗えません

この本能が
人が運動を意図的に習慣化しようとしたときに
続かなくなる理由の一つです

そもそも人間は意図的に運動する生き方をしてこなかったから本能としてそういった機能は備わってないんですね


100点を目指すと1点も取れない

意図的に運動するのは難しい
とはいっても
運動をしないと様々な不都合が起きます
肥満であったり、肩こり、腰痛、関節の痛み、心臓病やがん、認知症など
運動をしないことによるデメリットは健康面でたくさん挙げられます

つまり
運動するのは大切です
というお話ですね


さてここで本題です

本能的に「運動する」ということが向いていないという前提がある中でも
運動を習慣化するためのコツとして知っておいてほしいこと

それが
"100点を目指さないことです"

100点を目指すとは?
ここでいう100点を目指すというのは
ハードルが高すぎる目標に
いきなり取り組もうとすることです
例えば次のようなものです

・スクワットを1日10回3セットやる
・ランニングを30分週に3回やる
・腹筋を1日50回毎日やる

このいずれも
運動が習慣づけられない人にとっては
ハードルが高すぎます

もちろん個人差があるので
人によってはそこまでハードルが高くないのもあるかも知れません

特に注意したいのは
*3セット
*30分  
*週に3回
*50回
と言った数値です

これらは
実際取り組もうと思えば取り組めるんだけど正直この数字を見るとボリューム感に少し身構えてしまうな...
と言った数字になってます

こう感じてしまう目標というのは
ハードルが高すぎるんですね

その高すぎるハードルを前に
「今日はやめておこう」
と途端に0になってしまうことが
習慣化の挫折につながってしまうのです

つまりどういうことかというと
高すぎるハードルは
今日はやめておこうという理由を作り出すのをすごく簡単にしてしまうんですね

こうなるともし少しでも取り組んでいれば10分でも歩けたかもしれないのに
やらない理由を作れたことによって
それが0になってしまうため
とても勿体無い上に
一度それをしてしまうと
今度は「よし!やろう!」というモチベーションが見つけられなくなってしまうのです

なぜならハードルが高すぎるから

10点を目指し着実に加点していく

100点を目指すことで
そのボリューム感に圧倒されて
結果として0点になってしまう

であれば
最初から10点くらいを目指すのが
運動を習慣化するのには
とてもおすすめです

具体的には
・スクワットでなくストレッチに
・1日10回できたらok
・週に1回できれば万々歳

といった感じです

もちろん
スクワットできるならスクワットをしたほうが
心肺機能も高まりますし
下半身の筋肉も使えるので
よりいいのですが
そのせいで100点が0点になってしまうのなら
10点を毎日積み上げて行った方がトータルでは
お得になります


"毎日簡単なたった1つのストレッチを10秒"これで十分

結論、まずこれだけでいいです
これ以外はやれなくてもいいです

これだけできたら十分なので
「今まで辛い運動が続かなかった」
「ランニングやジョギングもやめてしまった」
「いろんなストレッチやマッサージも
   時間がなくてダメだった」

こういった方はまずこれだけやってみてください
ランニングもスクワットも
それができたら考えればいいことです

楽に、簡単に、シンプルに、時短でいきましょう

誰かのヒントになれば嬉しいです

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