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第6回積読読書会を開催しました!

クリエイティブ司書の小宮山剛でございます。

第6回積読読書会は8月31日の火曜日に開催されました。平日というのに多くの方にお集まりいただきましてありがとうございます!

📚持ち寄られた積読たち

・『積読こそが完全な読書術である』

・『Mille ans de manga』

・千年後の百人一首

・人間の許容限界事典

・自殺

・結婚

・子供より古書が大事と思いたい

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『積読こそが完全な読書術である』は積読読書会において2回目の登場です。もはやバイブルですね。そんな積読のための本を果たして積んだままにせず読んでしまってもいいものか、ご紹介者様はかなり煩悶としておられました。一般の方からすれば「読みゃあいいだろう」というものでしょうが、積読人にとっては大事な問題ですね。

『人間の許容限界事典』はかなり面白そうな本で、3万円という高価格のハードルを乗り越えてでも購入し、しっかり積んでおく価値がありそうです。クリエイティブ司書の勤務先である椎葉村図書館「ぶん文Bun」でも購入したいな。。。いいのかな。。。と思案中です。

ちなみに鹿島茂さんの『子供より古書が大事と思いたい』を紹介してしまったのは、ほかならぬクリエイティブ司書本人。前日の8月30日に第一子が生まれた直後の暴挙ゆえ、家人や子どもには絶対知られてはならないセレクションであります。

📚交わされた積読語録たち

第6回ともなると皆さまコナレタもので、積読本を紹介するだけではなく「積読とは何か」というとりとめのない・・・あるいは壮大な議論にも花が咲きました。そんな中で交わされた「積読語録」もご紹介しておきます。

20210831 第6回積読読書会

語録1
「読んだ瞬間に、この本は積読ではなくなってしまうんですよ」
(『積読こそが完全な読書術である』を手にもって)

語録2
「必要なときにアクセスできれば、自分のものでなくても自分の積読」
(図書館の本は積読として取り扱うか否かについて)

語録3
「仮想積読の概念ですよ」
(電子書籍の積読は存在しうるのかという議論で)

語録4
「縮れ毛」、「給与明細」、「おせんべいのカス」、「フケ」
(嬉しそうに、古本に挟まっていたものを挙げながら)

語録5
「読書メーターの積読が360冊くらいあるんですよ」
(仮想積読の話から転じて)

語録6
「お風呂に入っていました。その前は鯛をさばいていました」
(黙読タイム中に何をしていたのかと問われて)

語録7
「時々積読の山をみて自信を無くしてしまうんですけれど、積読読書会に参加するとまた積んでやろうっていう勇気が湧いてくるんですよ」
(積読読書会の存在意義について)

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どうでしょうか。納得のいく語録はありましたか?全部に納得できてしまったあなたは重度の積読人、半分納得がいったら半積読人、一つも理解できなければ清廉潔白な読書人です。おめでとうございます!
(↑具体的な理由、ランクなどはありません)

様々な名言・世迷言が飛び出しながらもとにかく楽しく話し合う積読読書会。和気あいあいとしながらも、話している本人たちは真剣です。読書の概念を変え、積読こそ最高の読書術であるという自負を持ちながら、今日も書物を読んだり読まなかったり。。。

どうぞ怖がることなく、初めての方もご参加ください。事前に課題本を読む必要がありませんので、お手元に「これ絶対読まないよな、いい本だ(と思う)けど」という積読をご準備いただくだけでご参加いただけますよ!
(もちろん、ただお勧めの本を紹介したり「聞くだけ(耳だけ)」のご参加も歓迎です)

📚第7回積読読書会は9月25日を予定!

子が生まれたばかりということで、毎日はやく帰るべきということは重々承知のクリエイティブ司書・小宮山。オムツの交換、沐浴、ミルクづくり、あやし、家人のためのご飯、掃除、洗濯、なんでもやります喜んで!

しかし胸に秘めたる思いは『子供より古書が大事と思いたい』という鹿島茂マインド、あるいは太宰治マインド(cf.「桜桃」)であります。何とか積読読書会を継続したいと思いますので、引き続きのご愛顧のほどお願い申し上げます。

・・・そんなわけで、もう半年も続いている積読読書会をぜひ継続したいと思います!第7回積読読書会は9月25日土曜日の21:00~開始を予定しておりますので、ぜひ皆様お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

7回目ともなるとうれしいことに常連さんが生まれる一方、毎回ご新規さんがいらっしゃるのも凄くうれしいのです。どうぞ初めての方も、怪しい本や壺を買わされることなどありませんのでご安心してご参加くださいませ🏺📚

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夏から秋へと移り変わる今日この頃、どうぞ皆様お風邪など召されませぬようお過ごしください。そして、早く積読読書会を椎葉村にて現地開催できるよう祈っております。

クリエイティブ司書
小宮山 剛