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野中 烈
2020年4月2日 22:19
あまり知られていませんが、2009年度から2011年度にかけて厚生労働科学研究費補助金によって実施された国立がん研究センターの研究者らによる研究では、合成THC(ドロナビノール)をがんの痛みの新しい治療薬として実用化するための臨床試験に向けた動物実験が行われていました。「がん性疼痛などの緩和のための病態生理に基づいた新たな治療法の開発」と題するこの研究では、モルヒネなどのオピオイド鎮痛薬では十分な