陶芸作家 保立 剛 Tsuyoshi HOTATE

東京都国立市在住の陶芸作家です。個人での制作活動に加えて陶芸工房「くにたち陶芸舎」代表…

陶芸作家 保立 剛 Tsuyoshi HOTATE

東京都国立市在住の陶芸作家です。個人での制作活動に加えて陶芸工房「くにたち陶芸舎」代表として工房での陶芸教室、特別支援学校での陶芸指導、障がい者高齢者施設での陶芸アクティビティをしています。

最近の記事

「伝統工芸のチカラ展」は石川から山口へ

陶芸作家の保立剛です。 所属団体である日本工芸会の陶芸部会が50周年を迎え、これを記念した展覧会「未来へつなぐ陶芸 伝統工芸のチカラ展」が全国の美術館で2年かけて開催されています。 まず最初は東京新橋にある「パナソニック汐留美術館」にて、本年2022年1月15日(土)より3月21日(月)まで開催されました。 二番目の会場、金沢の国立工芸館。兼六園のそばあるこの美術館は、 もともと東京、北の丸にあった国立近代美術館工芸館が移転してできたものです。 この「未来へつなぐ陶芸

    • 植えてから6年、初めて花が咲きました。

      陶芸作家の保立剛です。 5月のある日、玄関を開けてエントランスに「小さな花が落ちてるなぁ、何の花だろう?」とふと見るとオリーブの樹に花が・・・。 庭に植えてから丸6年、いままで一度も花が咲いたことがなかったのですが、不思議ですね〜。柿とか栗みたいに実がなるまでに時間が必要なのでしょうか? とても小さな花ですが、クリーム色でとても綺麗です。金木犀の花みたいだな ?と思っていたら、オリーブはモクセイ科なんだそうですね。 実がなったら塩漬けにしようとか?オイル

      • 豪華客船と陶芸のお話し

        陶芸作家の保立剛です。 先日、豪華客船に乗りました。と言っても、私ではなく、私の作品が・・・です。 所属団体「日本工芸会」と「日本郵船」さんとのコラボレーション企画の一環です。人間国宝を含む日本全国の工芸作家約50名の作品が「飛鳥Ⅱ」の船内に飾られています。 残念ながら私自身は乗れないので、どんな船なのか?調べてみました。全長 241m 総トン数 約50000トン だとか、重さを言われてもよくわからないので、長さだけ見ると、よく比べられる戦艦大和は、全長263mだそう

        • 陶芸をこころざすきっかけになったコト・・・

          陶芸作家の保立剛です。 一面の田んぼ、私が生まれ育った町、千葉県香取市(旧小見川町)の風景です。朝靄の向こうには、うっすらと台地が見えます。 北側には日本最大の流域面積を持ち日本第2位の長さを持つ一級河川「利根川」が流れています。 こちらは、その利根川の支流「黒部川」市内を流れこの10kmほど先で合流しています。 空から俯瞰してみるとこんな感じです、地図左上にある「小見川JR」が小見川駅でその北側に中心市街地が広がります。南側には高台は水田地帯が広がり、緑の部分のとこ

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