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ラグビーが教えてくれたこと18

【しんどいことをみんなでやると絆が深まる】

こんな当たり前のようなことも、僕にとってはグランドの上でラグビーに教えてもらったことだなと思います。

ちなみにこれは、しんどいことをしたから試合に勝てるとか、みんなでやるから楽しいとか、そういう話とは関係なく、

しんどいこと(きついこと)を一緒にした

というそれだけで、

一緒にやったみんなとの絆が深まるという経験をたくさんしてきました

これは、スポーツをやってよかったと思われる理由の1つにも挙げられるんじゃないかなと思います。

きっと学生時代から、科学的に正しいアプローチで練習を行えて結果を出せた部活も多くないだろうし、以前にも投稿した、ニュージーランドで経験したような「厳しくても楽しいスポーツ」というものを学生時代に経験した人も多くないとも思います。
そして、高校→大学などのステージの変わり目で、なぜかスポーツを続けることを振るいにかけられ、結果を出していない選手は続けられない、という、結果主義の世界に突入します。

それでも、スポーツを通してできた仲間とはずっと仲が良い

それが

しんどいことをみんなでやったことによる副産物なのではないかと。

高校時代、ランパスという練習を死ぬほどやりました。4人組で100mをダッシュしながらボールをパスするでもなく、浮かして繋げていく練習で、それを先生が終わりというまでやり続ける。正直、今思うとそんなにラグビーに特化されたトレーニングでもないし、ただただスタミナとメンタルのトレーニングだったなと思います。そして、今で考えると、スタミナとメンタルのトレーニングにラグビーの要素をもっと取り入れたトレーニングがいくらでも考えられると思いますが、その時にはそんなこと考えず、このしんどいトレーニングをやれば強く上手くなれるもんだと考えていました。結果的に、チームは花園に行くには程遠い、埼玉県ベスト8止まりでしたが、その時の仲間との絆というものはとても強いものがありました。きつい合宿の時も、朝早くからみんなで痛いことも疲れたことも我慢しながら乗り切ったことは、忘れられない思い出ですし、それは勝つとか負けるとか関係なく、仲間との絆を深める1つの大きな要因なのかなと思います。

ただ、やるからには結果を出したい。どうせやるなら上手くなりたい。そう思うようになって、トレーニングの効果だったり、なんのための練習かというものを考えたりしましたが、そういうことを考える前に一緒にやっていた仲間との絆は強いものはあります。

だから、それは何もラグビーだけに言えることでなく、ママチャリで横浜から四国まで一緒に行った仲間とも絆は深まるし、高い山を一緒に登った仲間とも深まるでしょうね。難しいプロジェクトを一緒にやり切った仲間ともきっと深い絆が生まれると思います。どんな結果になろうと

仲間との絆という部分だけに関して言えば、もしかしたら結果は関係ないのかもしれないですね。

そんな話です。

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