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プロラグビー選手が勉強に本気出してみた5

皆さん、こんにちは。

コロナで自粛が余儀なくされている中、プログリットで毎日英語学習に取り組んでおります、村田です。

前回は、実際に自分のやっているシャドーイングという学習内容について話させていただきました。
ツイッターの方で、そのシャドーイングの様子もアップしてみたのでよかったら見てみてください。


それでは本題

今回は第二種目、

「瞬間英作文」

について説明させていただきます。

これもシャドーイング同様に毎日1時間やっています。

瞬間英作文とは、
その名の通り、

瞬間的に英語の文章を作る能力を鍛えるトレーニングです。

「頭の中で、言いたいことはあるんだけど、全然英語が出てこない。。」

そんなことありますよね。

そこの部分に対して徹底的に鍛えていくのが瞬間英作文なんです。

前回でも説明した、

英語学習の5ステップ
リスニング「音声知覚」「意味理解」
スピーキング「概念化」「文章化」「音声化」

でいうところの

スピーキングの「文章化」になります。

これはもうとにかく場数を踏みまくる作戦です。

いろんな日本語の文章を見て、瞬間で英作文をする!
をひたすらにやりまくります!

ということで、こちらのテキストを使って勉強するのですが、

こちらのテキスト、ほんとよくできています。

左側のページに日本語が書いてあって、右側のページに英語が書いてある。

ただそれだけなんですが、日本語を見て瞬間的に英作文をできるようにしよう、というテキストなんです。

ちなみにこのプログラムをやる前の入塾当初は、
中学英語の文法をおさらいして基本的な文法を改めて復習しました。
その後にこの瞬間英作文をやってみて思うのが、

英語は中学英語までの文法でだいたいできている

ということです。だからこそ大事になってくるんですね、中学英語が。ばかにならないです。

そしてこの瞬間英作文、さらに大事になってくるのが、

「瞬間」

というところです。

スピーキングの「文章化」のトレーニングは、いかに自分の中で話したいと思った内容を即座に英作できるか、が鍵となります。

ということで、こちらの種目、プログリットでは毎週テストがあります。

週に一度の先生との面談で、このテキストの内容(800文章くらい)をランダムに出題され、

3分間でSPM10を越えないとクリアできないんです。

はい、でました、またアルファベット三文字、

SPM

これは、Sentence per Minute(1分あたりの話せる文章の数)です。

つまり、3分間のランダムテストで30個の文章を話せないとクリアならず(1分あたり10個の文章)。

これはなかなかハードでした。

初めてのテストでは3分間で16個(SPM5.3)の文章しか話せなかったのですが、そこから、20個(SPM6.7)→26個(SPM8.7)→40個(SPM13.3)と、4週間でようやくクリアできることができました。

最後の40個(SPM13.3)できた週に関しては、その前のテストが悔しすぎて、先生にランダムで模擬テストを100回分作ってもらって、それを1週間、学習時間外も使ってやりまくりました。テキストは800個くらいの文章があるのですが、この1週間追い込みまくったので、40センテンスという自分でもびっくりの結果が出ました。

本当にこのテキストに向き合ってやり込んだことで、自分の成長を実感できたし、また、この文章化が鍛えられることによって、英文の文法の見え方も変わってきました。

言いたいことが頭に浮かんだ時に、まず使うべき文法がなんなのか、というスピードが鍛えられます。

また、文章を作る能力が上がっただけでなく、英語の文章に使われている文法が浮き出てくるようになりました。

さらに、後日に説明する、オンライン英会話というのも毎日やっているのですが、そこでも自然と文章を作れる感覚も少しずつですがでてきており、

テストはめちゃくちゃ緊張します(ラグビーの試合より緊張しました)が、かなり効果的な学習方法だと思います。

さきほどのテキストをクリアして、

今はさらにレベルアップしたこちらのテキストを使って同じことをやっております。


このレベルアップしたテキスト、単純に文章の難易度が上がって、マジで悲鳴をあげてます。。

ここまで3分の中で13個(SPM4.3)→17個(SPM5.7)→22個(SPM7.3)ときているので、

残された2週のうちにクリアすることを目指していきます。

これ、今のとこ本当に苦戦しているので、もしクリアできたら、、なんてことを想像すると結構ワクワクします。


ちなみに、(ここ大事)

僕がテストクリアできたとかできなかったとかにいちいち一喜一憂している瞬間英作文ですが、

英語を話せるようにするには最低限できておきたいラインのようです。
(つまりそれができていないという現状・・)

というのも、理想の英語マスターというのは、

言いたいことを頭に浮かべる(概念化)

日本語の文章にする(概念化)

英訳する(文章化)

というプロセスを通らず、

言いたいことを頭に浮かべる

英語で話す

が理想です。事象に対して英語で見えてくる状態。
こういうのを英語脳っていうんですかね?

たとえば、
ボールをキックしたいうことを話したい時に、

「ボールをキックしました」
という日本語だから、それを英訳して
I kicked the ball.

じゃなくて、

もうその状態をみて
I kicked the ball.
が湧き出てきちゃう感じ。

ひとつ先の世界ですけど、全ての事象に対してそんな感じで英語を発することができるようになるのが理想です。

よく帰国子女の人とかが、

「こういうのって日本語で何ていうんだっけ?」

とか、そんな次元にいけたらすごいですよね。脳内英語

ということで、

今回説明した瞬間英作文はそんな理想の状態になる前に、瞬間的にいろんな文章を作りまくれるチカラをひたすら鍛えるトレーニングです。

効果を実感しやすいので、僕のような英語学習初心者・中級者にはオススメです!

それでは!


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