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本格的ハンドドリップ体験@FUJITAYA BnB【初の体験講習会】

ハンドドリップの体験講習会を企画して、参加者を募集して開催したい。
いつからか、そのような思いが頭を支配するようになりました。

思いを周辺の人たちへ話して、なんとか実現しました。
その時の模様について、ブログの形で残しておこうと思います。

当イベント開催にあたり、京都のゲストハウスFUJITAYA BnB に場所・キッチンなど設備をお借りしました。
また開催日・内容の告知をFacebook、Peatixで実施していただきました。
急な申し出にもかかわらず快諾してくれたことに心から感謝します。
ありがとうございました。

FUJITAYA BnBはCoffee Peopleだけでなく、実に様々な人が行き交う、とても楽しいゲストハウスです。
京都にお越しの際は、各種イベントへの参加や宿泊をされると、京都の旅が楽しくなること間違いなし!の宿です。
こんにちは!多拠点コ・シェアリングサービスADDressを利用して旅をしているつよぽんです。
コーヒー沼にハマり、旅先にハンドドリップコーヒー器具とコーヒー豆を持参して毎日ハンドドリップに励んでいます。
ADDress珈琲部の部活動として、スペシャルティコーヒー専門店の紹介をしています。

コーヒーのハンドドリップを体験できる講習会

「ハンドドリップに興味があるけど、どうやって始めれば良いのかな」
「ハンドドリップに取り組んでいるけどうまく行かない」
「ハンドドリップの正しい知識を学びたい」
そんな初心者へ向けて、ハンドドリップを楽しく学べる体験講習会を企画しました。

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内容としては、
・座学(ハンドドリップをする上で知っておいた方が良いことなど)
・実践(レンタルされた道具と美味しいコーヒー豆でハンドドリップ体験)
・スペシャルティ・コーヒー豆50gプレゼント
を通じて、ハンドドリップの楽しさを知り、コーヒーをもっと好きになってもらえるような、そんな会を目指しました。

座学

座学では、スライドを用意して、20分程度ハンドドリップの予備知識を学びます。
・抽出方法の違い(透過法と浸漬法)
・コーヒー器具
・コーヒーの味わい方
・レシピ(考え方など)

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ただし、うんちくはともかく実践することが何より大事ですので、ここはできる限りサラッと流しました。
逆に実践の中で、スライドに書いた内容で補足説明をするようにしました。

このように体験講習会中の写真を、参加者の一人である「かな」さんが撮影してくれました。ありがとうございます!
このブログでも沢山のいい写真の中から厳選して使わせてもらっています。

ハンドドリップ実践(浅煎り)

一応細かいレシピをスライドで用意してはいるのですが、文字にするとかなり煩雑で難しく感じるように思ったので、まずは実演することにしました。
浅煎りと深煎りでは淹れ方が異なるので、参加者の希望を聞いた上で浅煎りからデモします。

豆と器具

デモで使ったのは、blend 京都の高級豆。
何はともあれ、美味しいコーヒーを使い、美味しいコーヒーで楽しむことから始めたかったのです。

コーヒーと生チョコ

なんと、参加者の方からgreen bean to barの生チョコレートを提供していただきました!
おかげで講習会に更に楽しい要素が加わることになりました。
ありがとうございます。

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浅煎りコーヒーのハンドドリップに挑戦する参加者。

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彼(優大さん)は思ったよりお湯のコントロールが難しいと言っていました。
初めて使う器具ですから、慣れの問題は仕方ないですね。

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一人前ずつ作っていただき、少量を小分けしてみんなで飲み比べしていきます。

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みな、それぞれに真剣に取り組む姿が印象的でした。
真剣に取り組むからこそ、楽しいんですよね。

ハンドドリップ実践(深煎り)

深煎りについても、一度デモで淹れ方を実際に見てもらい、全員でテイスティングしました。
デモでは「とある珈琲」のかなり深い深煎りの豆を使いました。
浅煎りの豆の味とのギャップに驚いているのが印象的でした。

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浅煎りと深煎りは淹れ方を変えていく必要があります。
コーヒーの成分の抽出で、成分の出てき方が異なるからです。

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真剣に取り組んでいる様子がよくわかりますね。
彼女もまた、デモをよく見ていてその通りにやろうとしている意思が伺えます。
講師としては嬉しい限りです。

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深煎りの豆は炭酸ガスを多く含んでいるので、モコモコ膨らんで泡が沢山でてきます。
そんな様子も楽しいですね。

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この様子を見ていた他の参加者が、「ケトルの注ぎ口の形状の意味がわかった」と言っていました。
実際にやってみることで、また自分の目線で観察しているからこそ得られる、新たな気づき。

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彼はあえてハリオV60を使って深煎りのコーヒーを抽出していました。
このとき、当初想定の時間を大幅に超えて、3時間が経過していました。
ハンドドリップのコーヒー器具がワンセットしかないため、人数が5名と多いのでどうしても待ち時間が発生してしまいますね。
しかし、みんな初めての取り組みだったので、他の人がどんなふうに淹れるのかに興味深々だったようです。

チーズケーキ

参加者の一人、優大さんがチーズケーキを焼いてくれました。
近々美術品の個展があるそうで、こうしたお菓子を振る舞うそうで、私のコーヒーもコラボしてみませんかとのお誘いを受けました。

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タイミングが合えばぜひコラボしてみたいですね。
このチーズケーキは本当に美味しかった。
実にコーヒーとよく合うケーキでした。
浅煎りよりは深煎りの豆とよく合う感じでしたね。

体験会を終えて

こうして無事に体験会を終了することができました。
参加者の口からは、
「初めてやったけど美味しいコーヒーが入って楽しかった」
「ハンドドリップの方法がわかった」
「なぜここでこれをやるのかとか、理由が分かって面白かった」
「最初は緊張したけど、適切なところでタイミングを教えてくれたりしたので安心して淹れることができた」
「自分で淹れた珈琲を他の人が飲んで、美味しいって言ってくれることが嬉しい」
といった感想が飛び出し、皆本当に楽しんでコーヒーを淹れる体験ができたんだなということを改めて思いました。

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体験会をやると決めてから自分なりに準備に入ったのですが、
・資料作りや豆の手配
・できる限り楽しめるようにと考えてきたこと

これだけでなく、
・資料を見てレビューコメントをもらえてブラッシュアップできたこと
・背中を押してくれた人たち
などなど、開催に当たって尽力してくれた周りの関係者に深く感謝しています。

このような体験講習会で、コーヒーのハンドドリップの楽しさに目覚め、コーヒーをさらに好きになる人たちが増えたら、コーヒー好きの輪がさらに広がっていくだろうなと思います。
今回の成功をきっかけに、より良い会へとバージョンアップをして次回開催ができてらいいなと考えています。

参加者の皆様、関係者のみなさま本当にありがとうございました!

次回をやるとしたら以下の課題を解決したい。
・人数が多い時、開催時間が長くなる問題(器具が足りない)
 5人が1回ずつ淹れるので3時間かかった。長すぎる。
・コーヒー飲み過ぎになった(笑)
・集客の問題(今回はタイミングが悪かったのか、知り合いだけでの開催)
・レベルアップしたクラスを設けるかどうか
・そもそも講師の私のレベルアップが必須
などなど。

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