PANDA COFFEE AND CAKES in 「泊まれる京町家サロン 京都 月と」
2022年3月6日(日曜日)にタイトルの珈琲イベントを「泊まれる京町家サロン京都 月と」様のイベントスペースをお借りして実施しました!
このイベントの概要・準備・当日の様子などをお届けします。
謝辞
以前から、ADDressを活用しながら、京都に滞在中は毎週末「京都珈琲学部」へ通い、美味しいカフェランチをいただきながら思い描いていた「京都 月と」での喫茶イベント。
京都 月との山内マヤコ様、スタッフを務めてくれたローラさん・カナちゃんをはじめ、他たくさんの方々からご支援をいただき、今回のイベント開催へ漕ぎ着けることができました。
ここに深く感謝の意を表明します。本当にありがとうございました。
イベント概要
今回のイベント、色々盛りだくさんで初づくしでした。
喫茶内容
前回と同じく、珈琲とお菓子。
珈琲はハンドドリップに加えて、今回からエスプレッソが加わりました。
ラテオタクのローラさんに協力を打診し、手押し式のエスプレッソマシンを使ってエスプレッソを抽出してもらいます。
また、お菓子は前回に引き続きカナちゃんにお願いして、チーズケーキとガトーショコラ(チョコレートケーキ)を用意することにしました。
開催場所
今回の開催場所は「喫茶 京都珈琲学部」と同じ、「京都 月と」です。
このゲストハウスはエモい京町家に泊まれるということだけでなく、実に様々な文化・背景を持った人々との交流の場・サロンであり、行くと必ず何らかのパワーをもらえたりいい気持ちになれる、自分にとってはとても居心地の良いパワースポットです。
「月と」は古民家・京町家が大好きな人や、何かのきっかけを掴みたい人におすすめの滞在拠点です。
※ADDressのゲストハウス連携拠点でもあります。
飲み比べセット
今回の目玉はなんと言っても、「飲み比べセット」です。
3種類の豆をドリップかエスプレッソの2種類の抽出方法で飲み比べてもらう。
お好みでミルクを加えてオレ・ラテにしたり、砂糖を加えてもOK。
試飲した結果、飲みたいドリンクをあらためて注文してもらう(その一杯は価格に含む)。
「他の珈琲店と同じ価格帯で出すなら、何か差別化が必要だと思う」とローラさんの提案が発端で、このような企画を実施しました。
上手くいくかどうかはやってみないと分からないので、とにかくシステムを考え、実行することにしました。この辺りは、お客さんと一体となって楽しいことを実現してみるチャレンジ、ですよね。
ちなみに、飲み比べには「黒」と「白」を用意。
すなわち、ブラックで飲んでいただくか、ミルクを入れてオレまたはラテとして飲んでいただくか、ということです。
オレは、ドリップ珈琲にミルクを割り入れたもの。
ラテは、エスプレッソにミルクまたはミルクフォームを入れたもの。
ラテはラテオタクのローラさんにお任せして、私はオレの商品開発に取り組むことになりました。
スタッフ紹介
ローラさんて誰?って思う方はこちらの記事を参照ください。
カナちゃんて誰?って思う方はこちらの記事を。
準備
ロゴ
PANDA COFFEE AND CAKES と今回の喫茶名を名づけたのは、月と亭主の山内マヤコさんが月とお助け隊(なんらかのサポートをするチーム)にパンダと名付けることが多いので、月とにあやかってパンダ+珈琲とお菓子から。
フライヤー
春らしいフライヤーを作成しました。
今回はフライヤーを2箇所に設置。
開催場所の「月と」と、「ゲストハウス由苑」です。
ゲストハウス由苑は、大阪福島駅近くの老舗のゲストハウスで、大正時代は料亭だったところを改装して運営されています。
今回、珈琲イベントのお話をしたらご厚意でフライヤーを置いていただけることに✨
そのお気持ちがとっても嬉しかったです。
とても賑やかで楽しいゲストハウスなので、ビジネスホテル宿泊に飽きたらこちらへお泊まりください。
カフェオレのホット
今回のメニュー、ドリップの「白」としてカフェオレのホットを淹れるのですが、さて、普段オレはかなり適当に作っていたりします。
商品としてお客様に提供するのは今回が初の試みになります。
ケーキ
今回はカナちゃんの提案により、チーズケーキとチョコレートケーキ(ガトーショコラ)を準備することに。
前回は丸いケーキを焼いたのですが、今回は四角い型を用意して嵩張らず美味しくできるケーキに。我々アドレスホッパーには道具が嵩張らないって結構重要。
当日の様子
無事にケーキも焼けて迎えた翌日。
いよいよPANDA COFFEE AND CAKESとして京都月とに乗り込みます。
人が行動すると思ってもみない色々な細かい事象が発生する(笑)それらを落ち着いて処理しながら、準備を進めていきます。
とはいえ、始まってみたら、出だしからとにかくひっきりなしに珈琲を抽出してはまた抽出する状態に。写真などほとんど撮っている暇がありません。
お客さんを待たせてしまわないよう最大限努力していましたが・・・
キッチンではてんやわんやしておりました(私だけかもしれませんが)。
ローラさんも言っていましたが「飲み比べセットを頼んだお客さんの反応が知りたい・・・」のに、それを窺う余裕がほとんどない💦
特にローラさんはエスプレッソマシンを置く位置関係上どうしてもキッチンでないとならず、奥にいることが多かったですね。
徐々に余裕が出てきたので、ポップアップしてドリップしていることの多かった私はお客さんと会話に努めました。
ドリップとエスプレッソを同じ豆で飲み比べできるって何か新鮮!
珈琲ってこんなに味わって飲むことがなかったけど、今日初めてちゃんと味わって、味の違いがこんなに違うんだってことを知った!
珈琲とチーズケーキの組み合わせが最高すぎる。1人で感動してました!
お客さんが楽しそうに飲み比べしているのをみて、スタッフ一同「私も飲み比べやりたい・・・!!」って思っていたのは内緒です(笑)
気がつけばもう閉店時間となり、ラストオーダーを告げる時間に。
密度の濃い時間があっという間に過ぎ去っていきました。
まとめ
念願の京都月とで開催した今回の珈琲イベント。
来てくださったお客さんたちをお待たせしてしまったり、商品の説明が下手すぎてとまどいを与えてしまったり、ああ「至らぬ点が多々ありましたことを・・・」ってこういうことを言うんだなぁとしみじみと実感しました。
しかし、来てくれたお客さんたちに後で伺うと、皆さん本当に珈琲やケーキ、おしゃべりを楽しまれて良い時間を過ごしたとのことで、頑張って珈琲イベントをやって良かった!と思います。普段忙しく仕事している中で、週末に楽しい時間を持てることって大切だと思うので、そういう場づくりに役に立ったのなら嬉しいです。
今回のイベントで一番の売れ行きだった、Southern Rosesというブレンド珈琲。
ADDressの旅で知り合った「南さくら」(自称:ワイ)をモデルに、さくららしさをイメージして作られたエチオピア・コロンビア・グァテマラのブレンド。
深煎り(ハイロースト・シティローストのブレンド)なのにすっきりと飲めて、後味が華やかな印象の珈琲です。
エスプレッソにすると、カラメルのような味がして美味しい(by ローラさん)。
ミルクとの相性も抜群です。
カフェオレを作るときは、濃いめに抽出して珈琲とミルクの割合を1対1にすると良いと思います。
興味ある方は、なくなる前に一度ご賞味ください。
以下の花梨コーヒーラボ・ロースターズのオンラインショップサイトから購入が可能です。
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