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【計画無痛分娩】無痛分娩を考えている妊婦さんへ・前編

※医療従事者でも何でもない人による、ただの無痛分娩体験レポートです

(結論を急ぐ妊婦向け)痛かった?

痛かった

無痛分娩

今これを読んでいる妊婦さんはきっと「無痛分娩 痛かった」「無痛分娩 痛くなかった」「無痛分娩 (病院名)」「無痛分娩 レポ」と検索しては満たされない夜をお過ごしのことでしょう…(私がそんな妊婦でした)。
無痛分娩レポを探すにも、産院がどんな分娩スタイルを採用しているかで参考にならなかったりします。

無痛分娩には2つの種類がありますよね。レポートもどちらのスタイルかによって出産までの流れが全然違います。

  • 無痛分娩
    自然に陣痛が来るのを待つ。子宮口5cmから麻酔入れるのでそれまでは頑張ってね!パターン

  • 計画無痛分娩(このnoteではこちらを指します)
    先に麻酔の処置をしてから促進剤を投入して陣痛を起こす。最初から痛くない。

🌚痛いか、痛くないかだけわかればいいのよ…
 どっちも麻酔入れるんだから同じでしょ?

いいえ。
実はこの2つ、全然違います。まず子宮口が開いてからの無痛分娩の場合は陣痛が来るのを待つので産院に行くまでは通常の分娩と同じ流れです。
子宮口4〜5cm(子宮口のMAXは10cm)までは陣痛に耐え忍ぶ必要があります。クライマックスが近づくにつれ痛みが増すとはいえ、できれば微塵の痛みも感じたくない。それが無痛分娩希望者の切なる願いです。

もちろん、麻酔は種類の違いはあれど麻酔そのものの効果は変わりません。
当たり前の話ですが子宮口が開くまで待つ方の無痛分娩は陣痛を味わいます。
子宮口が5cm開いてからは麻酔も入れてもらえるし、痛くないんでしょ?と思いたいところですが、重要なのは子宮口が5cm開くまでの時間は個人差があるということです(※特に初産の場合)。

無痛分娩を希望するみなさん。
きっと痛いのが大嫌いだから、産後少しでも楽でいたいから無痛分娩を希望しているのではないでしょうか?
無痛分娩レポでも「早く麻酔を入れてほしくてお願いしたのに子宮口が開いていないからと断られた!」という話を多く目にします。
富士山に例えるならば「五合目からはヘリで登頂させてあげるけど、五合目まではいくら時間がかかろうが自力で頑張って登れよ」ということです。

🥹何が言いたいんですか?

絶対に、1ミリも、微塵も、全くの痛みも感じたくない。そんな人は、計画無痛分娩を選びましょう。
※産院によっては計画無痛分娩に対応していません。お近くの産院で取り扱いがない場合もあります。
※計画無痛分娩が微塵も痛くないわけではありません。あくまで陣痛を最初から体験したくない人向けです。

😉計画無痛分娩であれば最初から最後まで痛くないんですね?

いいえ。
最初から最後まで全く痛みを感じずスマホをいじりながら生命の誕生を迎えられる人もいれば、痛くて絶叫する人もいます(私です)。

前置きが長くなりましたが、計画無痛分娩で痛かった人の出産レポートをお届けします。

長いので分けることにしました。

次→【計画無痛分娩】無痛分娩を考えている妊婦さんへ・後編

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