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ペール缶ウッドガスストーブ

どうも!
暖冬で全く雪が降らずちょっと寂しい5期生原田です!
現場が進むので嬉しいんですがね

さて、今回は冬の現場で大活躍してる暖房器具についてご紹介

それがこちら、ウッドガスストーブです!

ウッドガスストーブとはなんぞや?

キャンプブームで徐々に知名度が上がっているそうですが、知らない人方は多いと思います。
平たく言えば「煙の出ない高火力のストーブ」です。
まず構造をちょこっと説明します

ウッドガスストーブはこんなふうに2層構造になっていて、空気はこの層を通って、内側に入っていきます。
火をつけると内側の缶はすぐにアチアチになります。その側を空気は通っていくので出てくる空気もアチアチになってます。これがミソです!

そもそも、目が痛くなるあの「煙」は可燃性ガスです。燃えるのです。
じゃあ、なぜ燃えずに白いままなのかというと、単純に温度が低いからです。
例えば、水分が多い薪を燃やすと水蒸気がたくさん出てきて、周りの温度を奪ってしまいます。すると「煙」が「火」に変わるための温度に達することができないのです。
焚き火で白い煙が出るのも、周りから冷たい風が吹き込んできて温度を奪ってしまう事が原因の一つです。
そこで、2層構造にする事でアチアチの風を吹き込んで煙を火に変えようという発想なのです。
この「煙」に高温の風を当てて最燃焼させることを「2次燃焼」といいます。

赤丸の部分ですが切込みから炎ご出てるように見えますよね?
これが先程説明した「2次燃焼」です。
普通では逃していた「煙」を火に変えることができるので高火力にもなります。

優秀なウッドガスストーブですが、欠点もあります。
まず、熱逃さぬ2層構造なので缶の周りはあんまり暖まりません。上方だけが高火力の上方向特化型なのです。時間が立てば周りも多少は暖かいですが、普通に焚き火をするのとは段違いです。
あと、煙が出ないのはストーブに入れた木が燃えて温度が上がってからなので、それまでは煙は普通に出ます。

紹介したウッドガスストーブですが、なんとペール缶2つとボルトとナットだけで簡単に作れます!
と、作り方も説明しようと思いましたが、長くなっているので次回に続きます!

それでは、5期生原田でした!

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