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タクシー運転手からお釣りは受け取らない

タクシー運転手からお釣りは受け取らない
これは、小学生の頃の記憶。
うちのおばあちゃんの話です。僕はふつうにもらいます・・笑

おばあちゃんは、運賃2,000円くらいなのに、いつもタクシー運転手さんに1万円払ってお釣りを受け取らなかった

理由を聞くと丁寧に教えてくれた。

おばあちゃんがお釣りを受け取らない理由

おばあちゃんはスナックをしていた。
うちの地元は京都の田舎。
小さな温泉街など少しばかりの観光客が来る。

1. タクシーの運転手さんは、観光客を乗せる。

2. 観光客は、タクシーの運転手さんに「いい呑み屋さんに連れってって」という。

3. 「お釣りを貰えるあのスナックを紹介しよう。」となる。(お客さん連れっていったら、またチップが貰える。)

そして、1へ戻る。

お釣りを受け取らないなんてもったいない!と思っていたが、この話を聞くと、お釣りは渡すべきだと思考が逆転した。

そんな衝撃の内容だったので、今でもその説明はしっかり記憶に残っている。

実際、タクシー運転手さんはお客さんを連れてきてくれたし、おばあちゃんとタクシー運転手さんも双方にメリットがあった。

そこにお客さんの満足度が高ければ完璧。

ただ、今考えてみれば、おばあちゃんも闇雲にタクシー運転手さんにお釣りをばらまいていた訳ではない。
利用するタクシー会社は必ずひとつの会社だった。

プライベートも仕事も、絶対に優先した1社のタクシーにしか乗らなかった。
理由は、利用しなかったタクシー会社はお客さんをあまり連れてきてくれなかったから。

どこに投資をするのか、おばあちゃんの感覚的に判断して1社を選んだのだと思う。

幼少期は、そんなおばあちゃんとずっと一緒にいた。
スナックの上の階は住めるようになっていて、おばあちゃんの仕事が終わるのをずっと待っていた。

昔から、商売やビジネスに興味があったのは、この影響かもしれない。

経営のはなし

そんな影響からか、自分も独立し現在はフリーランスチームを運営している。

経営も勉強しなければならないし、2019年内に法人化をしようと思っている。(税金の関係で・・。)

実際に経営や法人化を考えてみると、様々な問題に直面する。
事業計画や売上、経費など頭を抱える日は多い。

どうせなら経営面で頭を抱えるよりも、現場に出て頭を抱えていたい。

そう、別に経営者になりたい訳じゃなく、なるしかないから目指している。

そこで、思いついたのは一緒に経営していただける方を募集してみるのはどうかと・・。

経営を初めてする自分と、経営経験がある方とでは、人脈も効率もスピードも全然違うのではないか。

そして、自分が1から初めるよりもいい結果が出るんじゃないか。

その分、成長に合わせて対価をお支払いすればいいやんと。

僕たちがやっている事に価値を感じてくれる方、同じ想いの方は必須条件なので、結構探すの大変なのかなぁと思いつつ・・。

まぁ、見つからなければ経営は一人でもやれるし・・。そんな感じで考えてます。

おばあちゃんだったら、僕に投資してくれるかな。

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