認知バイアスが起こりやすい6つの場面
どうも、本の要約サービスflier(フライヤー) UIデザイナーのつつい/dysonです。
イラストでサクッとわかる! 認知バイアス 誰もが陥る思考の落とし穴80
こちらの本。デザインや意思決定の場においてとても重要な「認知バイアス」について整理/記憶しやすかったので紹介します!
認知バイアスとは
「認知バイアス」とは、考えるときに起こる、間違った傾向(≒思い込み)のことです。
年齢/性別/文化の違いに関係なく、誰もが認知バイアスの影響を受けていると言われており、
これがあると判断や決定をするときに早道になることがありますが、
ときに誤った判断をしてしまうこともあります。
認知バイアスがあることを理解しておくと、より適切なデザインをすることができるようになります。
バイアスが起こりやすい6つの場面
どんなときに認知バイアスがかかりがちな6つの場面を、具体的なバイアス例を取り上げながらご説明します。
①記憶を思い出す時
ケーススタディ「10秒で記憶」
次の画像をご覧ください
ここで起きているバイアスは↓↓↓
「虚記憶」
自分の記憶ほど信用ならないものないです。
②推定するとき
ケーススタディ「多いのはどっち?」
ここで起こっているバイアスは↓↓↓
例「利用可能性ヒューリスティック」
有名サービスでこうなってるから一般的にはこうだよね、みたいなコミュニケーションとりがちです🥲
③選択するとき
ケーススタディ
ここで起きているバイアスは↓↓↓
例「選択肢過多効果」
機能もプランも多けりゃいいってもんじゃないですよね
長くなってしまったのでここからはケーススタディとばします💨
④信念があるとき
例「信念バイアス」
顧客/ユーザーの声を拾う際もかかりやすいバイアスです。
フィードバックとインサイトはちゃんと分けて管理して、リサーチの生データも残しておきましょ〜
⑤因果を考えるとき
例「誤帰属」
いわゆる吊り橋効果はこれです。
⑥真偽を考えるとき
例「信念バイアス」
A/Bテストや新機能リリース時などに起こりやすいバイアスです。
KPIの結果が良い時ほどレビューが疎かになるので、慎重に一歩ずつ進みましょう!
認知バイアスを避けるためにはどうしたらいいのか?
デザイン会社 btraxのFounder & CEOBrandon K. Hillさんは、以下のようなプロセスを踏むことで安易にバイアスに左右されにくくなることを示しています。
その他参考記事
引用書籍
こんな感じのノリで、全80種類のバイアスが収録されています。
ぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか!
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