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うちの子、発達障害?

時々、親御様から
「息子は、同じ年代の子とちとはどうですか?」
「お姉ちゃんより成長が遅いようなんです。」
など、同じ年の子や兄弟と比べられることがあります。

「発達障害」という言葉が世に知れるようになってからはそれがよく見られるようになったように感じます。

発達障害や自閉症など共同生活や共同学習が苦手な子どもに対しては、養育クラスがあります。
しかし、海外に比べるとなかなか十分とは言えないようです。

なぜなら、日本の教育は一つの答え探しのような教育だからだと言えるでしょう。

障害のある子は、日本の教育に合わないだけ。
日本の教育では見つけられないような、様々なところで特化した得意分野などが見つかることが多いようです。

私の弟も年が離れていたため、よく兄弟と比較されることが多かったです。
「お姉ちゃん達はすぐに覚えられたのに、大丈夫かな?」
「まだ色もわからないよ。」「この子もしかしたら障害があるんじゃない?」

私たちは医療関係の仕事や勉強をしていたこともあったことや様々な障害を持った子たちを見てきたこともあり、主に「障害」という疑いの目で見ていました。

しかし、その疑いや人と比べられることが、弟にとってはわからないながらもとても大きなストレスで、さらに自信をなくしてしまい、そして余計に学校教育は遅れてしまうという悪循環になってしまいました。

今では、学校教育という環境から離れたことで彼の良さが見つかり、今ではのびのびと過ごしています。

話はズレましたが、
一人ひとり個性があり、得意・不得意、好き・嫌いなどあったりなかったりと人それぞれです。

ついつい、教育の面になると忘れがちになってしまいます。

子供は特に正直で興味があるものしか取り組みたくありません。
その分、興味があればどんどんとその分野が上達していきます。

子どもの歩行の発達を見るとそれをとても感じられます。
はじめは自分の足を触ったり、咥えたりして自分の体に興味を持ち、
そして目の前のものに興味を持ちそれを目指して突進しようとしてハイハイができるようになり、
その視野が広がり上にあるものにまで興味が出て、それを取ろうと必死になり立位が取れるようになり、
前へ前へと進もうと何度も転びながらも歩くことに必死になり、いつのまにか歩けるようになるのです。

赤ちゃんの、失敗を知らず、興味あるものに真剣に取り組む姿は見るたびに私の刺激になります。

ベビーシッターは1対1、1対2とじっくりとお子様と関わらせて頂くことができます。
そして、親御様とはまた違った目線でお子様を見ることができます。

その子の良いところを見つけて、伸ばせるような関わりができればと心がけてサポートさせて頂いてます。