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THE AMBIENCE OF SPORTS vol.101

金属製のソリにうつ伏せになって氷上を滑り降りるスケルトン。

その最高速度は時速150キロにも達して、レース中の頭の高さは5センチくらい。たぶんこの世の中でもっとも低い視点でおこなわれ、その体感速度は想像を超える。

スイスの山奥で凍結した路面を滑り降りて遊ぶようになったのが始まりらしい。きっと最初は座った姿勢だったと思う。それからスピードを競うようになり空気抵抗を抑えるために仰向けになって、さらに怖いもの知らずの誰かが頭から突っ込んだに違いない。この流れは僕が子どものとき滑り台で試した順番だ。

初めてスケルトンをみたときは「危な、、、」と思ったけれど、重心が低いから思いのほか安全らしい。ただいくら安全でも頭から滑り降りる勇気はなかなか持てない。

2005年@長野スパイラル/日本選手権

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