見出し画像

【読書記録】乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 1〜6

2021年91〜96冊目(漫画等51〜56冊目)。

原作は悪役令嬢モノというジャンルを確立させた有名作の一つ。主人公のカタリナは8歳の時に転んで頭を打った拍子に思い出します。自分の前世が18歳の女子高生だったこと、今居る世界が前世でプレイしていた乙女ゲームのものであること、そして自分がそのゲームの悪役令嬢であることを。

ゲームのシナリオ通りなら自分の未来は破滅しかない!そんな運命を変えるべく奮闘するカタリナの活躍を描くのが本作のストーリーとなります。基本的にカタリナはアホの子(笑)なので明るい雰囲気で進みます。ハーレム系によくありますが主人公が恋愛に鈍感なタイプなので、ドタバタラブコメとして読んでいて楽しいです。

一つ気になるとしたら、カタリナが恋愛に鈍感な原因です。ラブコメの攻略対象なのだから主人公キャラを無条件に好きになるはずだという思いなんですね。前世の女子高生ならいいのですが、その世界に生きる人間として、相手のことをゲームキャラとして見るのは不誠実ではないかという気がします。(カタリナが相手のことをキャラとして見るのは恋愛の話題の時のみなんですけどね)次巻ではそこのところにも大きな変化がありそうな雰囲気なので楽しみに待ちたいと思います。

#####

悪役令嬢モノでもう一つおすすめなのが『公爵令嬢の嗜み』。こちらはゲームのシナリオ通り婚約破棄となってしまった悪役令嬢がバッドエンド後の世界で頑張るお話となっています。

この記事が参加している募集

#読書感想文

188,615件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?