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【読書記録】小鬼の市とその他の詩 クリスティナ・ロセッティ詩集

2024年159冊目。

クリスティナ・ロセッティの詩集です。幻想的な詩が多く収録されています。

著者は「吸血鬼」を書いたポリドリの姪にあたるらしく著者の母親がポリドリの妹になるようです。

表題作の「小鬼の市」は40ページほどの物語です。小鬼の売っている果物を食べてしまった妹を助けるために姉が奮闘するお話しで、小鬼が誘惑する様子や果物の美味しそうな感じがよく出ていました。

全体的にどこか郷愁を感じるようなどこか悲しい雰囲気のある詩が好みでした。

後半は信仰に関する詩が並んでいます。聖書からの引用が多くあるようなのですが、よくわかりませんでした。

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