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【読書記録】後宮の烏7

2023年46冊目。

沙那賣のエピソードはいらなかった気も……。後宮から寿雪を解き放つためのお話しであれば前巻の問答で十分に感じますし、焦点も沙那賣の兄弟たちにあっている感じだったので最終巻の展開には余分だったように感じました。

最後は海商として生きることを選択した寿雪ですが、広い世界を旅してまわることができてよかったのではないかと思います。素直な寿雪が商人としてやっていけるのかはちょっと心配ですが。

高俊とは恋愛感情とは違う確かな絆で結ばれているのがわかってよかったですね。とはいえ寿雪は最後まで独身だったのかは気になるところですが……。

特に描写はありませんでしたが妃たちとも交流が続いていたらいいですね。晩年は高俊の居室にも立ち入っていたようなので大丈夫だと思いたいです。

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