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【読書記録】怪と幽 vol.015

2024年91冊目。

特集は『怪と湯』。湯治で温泉旅館に滞在するのは昔の小説によく出てきますが、それなりに裕福でないとできないと思いますので羨ましく感じてしまいます。そんなに長期で温泉に入ったことがないのですが効くものなのでしょうか。

文豪が旅館で執筆というのもよくあるシチュエーションですね。鉄道ができて交通の便が良くなったけど今ほど観光地化が進んでなくて静かな環境というちょうどいい時期だったんでしょうか。

『了巷説百物語』が連載は最終回。最後は書き下ろしなので単行本を待たないといけません。連載期間が長かったですがいよいよ巷説シリーズが終わってしまいますね。怪と幽で京極夏彦が連載しないということはないと思うので新作にも期待したいと思います。

恒川光太郎「鬼婆図探訪」は引き続きキのお話し。連作短編として本にまとまるのでしょうか。もっといろんなキの話を読みたいと思いました。

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