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【読書記録】チャリオンの影上下

2024年12、13冊目。

五神教シリーズの一作目となります。五柱の神を信仰する国々を描くファンタジー作品です。

国を跨いで舞台が変遷していきますが、敵は自国の宰相ということで激しい戦闘シーンは少なかったです。魔法も重要な位置付けですが、日常的に魔法が使われるような感じではなく、剣と魔法の作品ではなく、架空の国々を舞台とした冒険小説といった感じでしょうか。

主人公のカザリルは敵国の奴隷となっていた過去があり、老人のような見た目になっていますがまだ30代であり、老け込むにはまだ早い年齢です。姫に仕えたり昔の友と出会ったりする中で少しずつ身も心も回復していくのがよかったです。

五神教の世界観が魅力的で、特に最後にカザリルが見た神秘体験は迫力満点でした。

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