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【読書記録】本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部 領主の養女Ⅱ

2024年85冊目。

第三部二冊目。ヴィルフリートにずるいと言われてローゼマインは憤慨しますが、洗礼式を終えたばかりの7歳なのでまだまだ甘えたがりの年齢だと思います。貴族の子育てはわかりませんが両親に会えないのはやはり寂しいのではないでしょうか。

となると問題はジルヴェスターを含む周囲の人たちで、彼らが手本とならなければいけなかったのでしょう。ローゼマインのいったジルヴェスターと一緒の部屋で執務に取り組む姿を見せるなどがいいのかなと思いました。

私は保育園にあがる前から地元の図書館に通っていた人間なのでどうしてもローゼマインに肩入れしたくなりますが、本が読めないなんてもったいない! と思ってしまいます。ヴィルフリートにも本の良さを知ってほしいものです。

ハッセの町長の件。厳格な身分制度のない社会の人間なので神官長の考え方には戸惑うことも多いですね。現実社会と違い、魔力で成り立っている社会で魔力の有無によって身分に違いが出てくるのは仕方ないことかもしれませんが、今後科学技術が発達した場合に貴族の優位性が崩れてもめそうだなと感じました。

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