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【読書記録】魔導の系譜

2024年106冊目。

真理の織り手シリーズの一冊目。先に前日譚である『幽霊城の魔導士』を読んでしまっていたので、セレスやル・フェたちのその後を知れてよかったです。

展開が早く、時間軸もどんどん進んでいくので人間関係や世界観の把握が大変でした。その分大きな世界が広がっていますが、もう少し深掘りしてもよかったのではないかと感じました。ここら辺は次作以降に期待です。

レオンはゼクスのいい面も悪い面も把握しながらもしっかりと肯定してくれる、今風のいい師匠だなと感じました。

ゼクスは親友といえる関係を作りますがそれでも孤独と不安を感じてしまう不安定な感じですが、作中で指摘される通り依存の傾向があったのかもしれません。今後レオンといることで自己肯定感が高まるといいなと思いました。

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