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【読書記録】暗黒神話大系シリーズ クトゥルー6
2024年49冊目。
ラヴクラフトとダーレスによる合作を3編収録。目玉は長編「暗黒の儀式」でしょうか。
アーカムやダニッチというラヴクラフト小説でもお馴染みの街が舞台となります。架空の土地ですが位置関係などどうなっているのでしょうか。あまり離れてはいないようですが。
「暗黒の儀式」ではヨグ=ソトースが登場。呪文などではクトゥルーやシュブ=二グラスの方がよく出てくる印象ですが、実際に復活の儀式などが行われるような事態になるとヨグ=ソトースが出てくる印象があります。それこそ「ダニッチの怪」とか。
「ダニッチの怪」でもそうですが暗黒面に立ち向かうのが大学の学者なのが面白いですね。クトゥルー世界だとこういうオカルト知識のネットワークが学者間で作られているように感じます。最近の作品だと政府機関とか民間企業とかがもっとこっそりとやっている印象です。
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