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【読書記録】後宮の検屍女官4

2023年142冊目。

一巻から続く後宮の権力争いも一区切りでしょうか。桃花は延明とともにあることを選択し、あるところに収まった感じがします。

色恋的にはまだまだこれからですかね。延明には頑張っていただきたい。

延明付きの役人になればいいのではないかと前巻までの感想で言ってきましたが、桃花は今回色々とやりすぎた感もあり、老猫ではなく普段は女官として隠れている方が安全な気がしてきました。

太医のように帝直属の部署なら権力争いから離れられていいのでしょうか。それだと延明から離れてしまうので物語的に難しいですかね。

医官が検屍に対して差別的な意見を述べていますが、これだけ貢献した検屍官に対して今後も地位の向上はないのでしょうか。屍体に対する忌避感はあるとは思いますが……。

検屍が有効だとなれば後宮外の事件でも検屍がされることも考えられますね。今後舞台が拡大していくことはあるのでしょうか。

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