見出し画像

【読書記録】地獄の門

2022年59冊目。

グランギニョル座の劇作家としても有名なモーリス・ルヴェルの作品集。掌編と言っていいほどの分量の作品が多くすらすらと読めます。

ルヴェルは医学を学んでいたらしくグロテスクな描写などにも一定のリアリズムが感じられます。近代医学が発展していく中で、当時の医学に対する不信感や恐怖感が伝わってくるようです。

ルヴェルの短編集だと『夜鳥』もオススメ。こちらの本とはかぶりはないようなので安心してお読みください。

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?