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【読書記録】読書の価値

2024年146冊目。

森博嗣の小説は全部読んでいるんですがエッセイや新書の類いは読んでいなかったので手にとってみました。

幼い頃から遠視で本を読むことに苦労されていたとのこと。そのため一冊一冊をじっくりと完全に理解するまで精読をしてきたというのが印象的でした。

私は完全に多読派で、文字を読むこと自体が楽しいと思うタイプなので反対だなと感じました。

一番強調されていたのが、読む本は自分で選べという点でした。人からおすすめされたり、選書されたりした本ではなく自分で選んだ本を読めと書かれていました。

これにもちょっと思うところがあって、これまで出版された膨大な点数の書籍のすべてをリサーチするのは難しいので、趣味の合う人が面白かったと言っているというのは重要な情報になりうると思うのです。

あと、自分は小説をほとんど読まないから他の作家に影響されずに自由に書け、そのおかげで作家になれたと言っていますが、それができるのは本当にひと握りの人だと思いました。

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