2024年97冊目。
『ずっとお城で暮らしてる』などのシャーリィ・ジャクスンに影響を受けた作家の作品を集めたアンソロジー。作品は新規書き下ろしのようです。シャーリィ・ジャクスンは読んだことがないのですが、今度読んでみようと思います。
全体的に静かなホラーでアクション要素は少なめですが、内面的なホラーだけでなく超自然的存在が出てくる作品もあり幅は広い印象です。全18作で600ページ近くありますが読んでいて飽きることはなかったです。
印象深いのは「所有者直販物件」「鬼女」「穏やかな死者たち」、「スキンダーのヴェール」あたりでしょうか。特に「鬼女」がよかったです。