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映画『この子は邪悪』公開記念舞台挨拶を潜入レポート!! ※多少のネタバレを含みます

こんばんは!TCP公式note編集員のHikaruです!

今回は、2022年9月1日(木)より新宿バルト9他にて全国劇場公開を果たしたTCP発の映画『この子は邪悪』公開記念舞台挨拶の様子をレポート。9月3日(土)都内劇場にて計4回開催され、主演の南沙良さん、大西流星(なにわ男子)さん、渡辺さくらさん(初回のみ)、片岡翔監督等、豪華ゲストが本作に対する思いや魅力についてエピソードを交えながら語った。尚、イベントレポート内容は3回目池袋グランドシネマサンシャインにて開催された上映後の記念舞台挨拶のため、多少の #ネタバレ を含みます。(*下記敬称略 *写真は新宿バルト9初回公開記念舞台挨拶時のもの)

ありえない!?衝撃のラストに対する感想

今回は、上映後の記念舞台挨拶とのことで本作に対する見どころを余すことなく語ることができると、キャスト全員盛り上がりを見せた。冒頭MC(青木源太)がラストについて聞くと、

南「衝撃のラストはいかがでしたか!?私自身も驚きました」

大西「色々な捉え方ができるラストだと思います。楽しんでいただけましたか?」

とそれぞれが感想を述べ、監督が本作に込めた思いを語った。

片岡「僕はラストを決めてからストーリーを作ります。何度か題名が変わっているんですが、当初は父親の愛情を感じさせる『グッド・ファーザー』というタイトルだったんです。こういう気持ちになってほしいという押し付けではなく、見た人それぞれが感想をもって「不気味だった」「楽しかった」「面白かった」と色々な感想を持っていただける映画になれば嬉しいですね。」

と全体を俯瞰して語った。

純くんとの共通点は行動力

本作で演じたキャラクターとの共通点について聞かれると、

大西「16歳とは思えないほど、大人っぽさや自立心があってスゴイと思います。唯一共通するポイントとしては行動力ですかね…純君としての行動力は「お母さんの奇病の原因を探る」ので少し違うかもしれませんが、思い立ったらすぐ「服買いに行こう」とか、オフ出来たらすぐ「新幹線乗って旅行こう」ってなるので、怖がらずにいろんなことにチャレンジするのは得意かもしれないですし、共通点やと思います」

と自信とキャラクターを重ねて語った。

花の父・司朗(玉木宏)について

本作で主人公・花の父を演じた玉木宏との共演について聞かれると、

南「玉木さんとは、ほんとに他愛もない会話をしていましたね。撮影が夏だったので、ずっと「暑いね、大丈夫?」って言ってくださって、玉木さんみたいなお父さんがいたら自慢だろうなと思いました。

大西「玉木さんと取っ組み合いのシーンがあったんですが、アクションシーンが初めてで緊張していたところ、大西君がこうしたら、俺はこうするからと丁寧に教えてくださってめちゃくちゃ男らしいなと。玉木さんについていけば間違いないなと思いましたね!後、トローっとするような声で、低温が響くんです。」

片岡「お芝居はもちろんなんですが、玉木さんしかもっていないような存在感があってキャスティングしました。お会いして感じたのは本当に完璧な人だなと。見た目はもちろん、性格も、男らしさも、優しさも、運動もできるし完璧すぎて怖いなと思いました。」

と共演者との思い出を振り返った。

花の母・繭子(桜井ユキ)について

続いて、主人公・花の母を演じた桜井との共演について聞かれると、

南「すごくお優しい方で、夏の撮影で私が蚊に刺されてしまって、桜井さんが薬をくださったのが凄く嬉しかったです。」

大西「同じシーンは少なかったんですが、同じシーンでは、このタイミングで○○するねとか、現場で立っていても「座りな」と言ってくださって視野が広くて、本当のお母さんのような包容力がある素敵な方だなと思いました。」

と撮影現場時のことに思いを馳せた。

オチを知った上で2回目の楽しみ方は⁇

上映後の舞台挨拶という事で、本作をもう一度楽しむための注目ポイントについて聞かれると、

南「すごく世界観が素敵な映画だと思うので、花の洋服や髪型とかも世界観に沿って素敵なので着目してほしいです。あと、仮面がいっぱいある妹・月の部屋も見て欲しいですね。」

大西「色んなシーンありますが、ウサギに注目してほしいです。「なんで懐いてくれているのか?」とか、2回目は感じ方が変わってくると思うんです。あと個人的には、純君の部屋に付箋をいっぱい貼ったんですが、実は自筆なんです。大西流星(自分)が出るとめちゃくちゃ汚くなってしまうので、注意して書きました。注目してみてください。」

片岡「部屋に鏡がなかったりとか、曇りガラスになっていたりとか、色々な仕掛けを施してます。一度では気づけないところも色々こだわっているので何度見ても楽しめると思います。

見れば見るほどハマる!?本作の魅力とは!

最後に登壇者全員から一言ずつ観客の方々にコメント。

片岡「見た後に「どこか不気味だな」と思ってもらいたくて作りました。ここまで5年かけて演者・スタッフ含めて愛をこめて作ったので、ぜひ周りの皆さんに広めてくださると嬉しいです。」

大西「僕自身、初の単独映画出演ですし、台本読んでから撮影までのイメージ、撮影から本編見た後のイメージも徐々に変わっていったので、何回見ても感じ方が違うと思います。愛がテーマな作品なので、この機会に家族の大切さや色んな事に気づいてもらえれば嬉しいです。

南「この映画は二回見ても、三回見ても新しい発見ができると思います。ぜひ、周りの方に勧めてくださるととてもうれしいです。

と笑顔で会場を後にした。

【クレジット】
南沙良
大西流星(なにわ男子) 桜井ユキ
渡辺さくら 桜木梨奈 稲川実代子 二ノ宮隆太郎
玉木宏

監督・脚本:片岡翔 音楽:渡邊琢磨 主題歌:ゲスの極み乙女「悪夢のおまけ」(TACO RECORDS / WARNER MUSIC JAPAN)
製作:中西一雄 小西啓介 久保田修 吉田尚子 プロデューサー:遠山大輔 村山えりか 橋立聖史 スーパーバイジング・プロデューサー:久保田修
撮影:花村也寸志 照明:永田英則 美術:野々垣聡 録音:吉方淳二 装飾:中山まこと 編集:山本彩加 整音:山口満大 音響効果:勝亦さくら VFX:佐野和信
衣裳:篠塚奈美 ヘアメイク:知野香那子 助監督:安川徳寛 ライン・プロデューサー:三好保洋 制作担当:角田隆 宣伝プロデューサー:上阪優
製作:「この子は邪悪」製作委員会(カルチュア・エンタテインメント、ハピネットファントム・スタジオ、C&Iエンタテインメント、TCエンタテインメント)
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント 制作プロダクション:C&Iエンタテインメント Lamp. 配給:ハピネットファントム・スタジオ
TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017 準グランプリ作品企画
2022年/日本/カラー/100分/シネマスコープ/5.1ch/PG12
Ⓒ2022「この子は邪悪」製作委員会

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#この子は邪悪