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【恋愛】一途をやめる

【235号】

一途ってかっこいい。ひたむきで、凛としてて、まっすぐだ。憧れる。

まっすぐな私でいたくて”一途”であろうとする。

そして、その”一途”さが、あなたにとってエコロジカルに(無理なく)作用してるかどうかを考えてみると、案外、一途の力のいれ方かえた方が楽に生きられるかも?に気づけたりする。

力(リキ)ぬいていこ~。

例えば・・・

”わたしは一途だから”

このアイデンティティが強くなればなるほど、ちょうぢょは恋愛がうまくいかなかった。

一途を貫きたくて、一筋に、一心に、彼以外は絶対に見ない、と決めていた。

彼以外の人からお誘いがあっても流す。
男ともだちと遊び歩いてる友だちを目を細めて見てる。
ひょっとしたらうまくいきそうな人かも?という人を遠ざける。

自ら孤独を歩んでる。彼以外なんてありえないもん、と決めている。幸せのチャンスと距離をおいてしまっていて。

おまけに日々余裕はない。

動物園のオリの中にいるメスライオンが一頭のオスライオンだけを見つめ続けている感じとでもいおうか。

渦中にいるときは、一途がとっても素敵な生き方!と思うのだけど、こうやって文章にしてみて、メタ的に(第三者的に)眺めてみると、自分にとってノンエコロジカルなのだ。

そんなだから、何を思ったか、一途を肯定したくて、彼も一途であってほしくて、一度彼に「あなたは一途なの?」なんてストレートすぎることを聞いたことがある。

答えは「一途だよ」

答えは一択しかないよね(笑)ほしい答えを言わせてしまっている。自分の選択肢のなさが、彼への質問にも表れてて。

彼は自分は一途と答えてくれた。

それでも
連絡ないし、
逢えないし、
大型連休でさえ音信不通。

言葉では(わたしがほしい言葉を)何とでも言える人だった。

もし”一途”という生き方があなたを苦しめてるなら、その一途を二途とか三途?にゆるめて、選択肢をひろげてみたらよくて。

彼以外にありえない、と思っていても、幸せのチャンスを遠ざける必要はない。

一途をやめることに誰の許可もいらない。二途の道も三途の道も、あなたが幸せになれる選択肢を広げて選んでいくってことだから。

選択肢がひろがると余裕がでてくる。選択肢が1つだと執着になるし、2つだと迷うし、3つだと余裕をもって選んでいくことができる。

”わたしは一途だから、彼以外とはうまくいっちゃいけない”

こんな思いは手放そう。

結局、ちょうぢょが一途にこだわり続けたのは、”彼とはうまくいかないということを認める強さ”がなかっただけだった。

今日もあなたを幸せにする選択を。

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