【恋愛】”彼から連絡がほしい”は甘えじゃない
【194号】
彼から連絡がこない。
それは不安で不安で、その不安が最高潮になると、たまらなくなって、もう一度LINE。LINEせずにはおれなくなる。
そういうとき、切羽詰まってるんだけど、
仕事の様子をきいてみたり。
体調を気遣ってみたり。
近況を報告してみたり。
おもしろおかしいメールを送ってみたり。
季節の写真を送ってみたり。桜とか、海とか、木漏れ日とか。
あなたはありとあらゆる手で、彼を励ませるように、彼とコミュニケーションをとろうとしたはずで。
でも、彼から返事がこない。
そうすると、
「わたし嫌われるようなことしちゃったのかな?」
「さびしいが伝わって重くなったのかな?」
「忙しい彼の邪魔して理解のない私は甘えだったのかな?」
なんて思って自暴自棄になってないだろうか。
違う違うそうじゃない。
それはあなたが悪いのではない。悪いことや嫌われることをしたんじゃない。
そもそも人を嫌うって結構なエネルギーが必要だから、嫌われるって難しいのよ(ブロックしたり、連絡先消したり、つながらないような手立てがいるから)
こういう発想になってしまう原因は、「連絡がほしい」は甘え、おそらくこんな思いがあなたの中にないだろうか。
そういう前提で考えるから、連絡することは悪いことで、連絡することは気を遣わないといけないことで、連絡することは自己主張をぶつけること。
だから、連絡した瞬間に、自分の行動に自信がなくなって、内省の嵐を巻き起こしてしまう。
「連絡がほしい」は甘えなんかじゃない。あなたが彼と本音のコミュニケーションをとれるようになるように、認識を書き換えていこう。
好きな人や付き合ってる人と”コミュニケーションをとりたい”、それは信頼関係やパートナーシップを築く上での土台であり、”ないと成り立たないもの”で。
酸素くらい必要。魚に水くらい必要。夏に水分くらい必要。
LINEが単なる連絡手段で、コミュニケーションツールじゃないって言いきってる人がいたとしても、”コミュニケーションが不要”なわけじゃないから。
そして、あなたが連絡をしたのは”コミュニケーションのきっかけ”づくりであって、相手を傷つけることでも、邪魔することでも、自己主張をぶつけるためでもない。
そんな気持ちでしてないはずでしょう?
そこを伝えられていれば良いのだけど、それでも、切実に悩んで送るLINEが、わたしは平気よって感じになってたり、遠回しな季節のお便りになってたりする可能性もあるから、あなたの気持ちが相手に伝わってないことも考えられる。
遠回しに伝えない。”察してほしい”こそがコミュニケーションの放棄になりかねないから。
だからあなたが一番したいことを伝える。
例えば「○○(彼)とコミュニケーションとりたいんだけど、どうしたらいいかな?」ということを彼に伝えればいい。
彼がどうでるかを見極める。
そこで、彼がコミュニケーションをとる方法を一緒に考えてくれるなら◎。もう以下の記事は読まなくてOK!
それを、”無視する”、”受け止めない”、ということがあれば、それは「あなたとコミュニケーションとる気がない」ということがわかる。
それがわかればこっちのもんだ。
自分が今後どうしたいかを考えるきっかけになるから。
その時、あなたは自分自身にこう問えば前に進めるようになる。
「わたしとコミュニケーションがとる気がない」人を、私はなんで好きなんだろう?
ここをもう一度、考えてみる。
・・・どうだろう。
いろいろでてきたかな?
おそらく「あなたがされて嬉しかったこと」を彼はあなたにしてくれたから、彼のことを好きになったんじゃないかな。
「あなたがされて嬉しかったこと」は彼の言葉や、瞳や、言動や、彼がもってるものから感じたのかもしれない。
この時にふと気づく。
「彼の好きなところ」を思い浮かべるとき、彼との”過去”に気持ちが向いてることに。
大事にすべきことは、”過去”ではなく、あなたの”今”と”これから”で。
どんなに素敵な過去があったとしても、今の彼に「あなたと向き合う姿勢」があるかどうかを見極めないといけない。
あなたと向き合う気がない人を受け入れるというのは、「あなたを雑に扱うことを許している」という、あなた自身への侮辱になる。
それを自分に許しちゃだめ。
線を引くって決めなきゃいけないし、線は自分で引かないと誰も引いてくれないから。
あなたがあなた自身を侮辱しないために「わたしはわたしのことを雑に扱う人とは付き合わない」と決める。
好きだからという理由を、境界線をこえていい理由にさせない。
「わたしは私を大事にしてくれる人としか付き合うない」
こう思えたとき、あなたの恋愛は驚くほどうまくいくようになる。
今日もあなたを幸せにする選択を。
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