【恋愛】好きだから→幸せになれるは必ずしも成立しない
【444号】
”ある発想”を手放すことが、彼を手放す転機になることってある。
同じ視点(いつもの自分)で彼のことを見続ける、想いつづけてると、それが絶対無二の真実のように思えて、思い込みが強くなる。
そして信念レベルに昇華され、それが価値観になっていく。
そして価値観にそぐわないモノは受け入れたくない。見たくなくなる。目をつむる。
彼のことをガチガチに手放せないとき、陥ってたのは↑こんな状態だった。
彼のことをガチガチに手放せなかったときに、価値観レベルまで昇華されていったある信念があった。
それは
「好きな人となら幸せになれる」
だ。
それを信じてやまなかった。絶対そうだと思ってた。
”好きな人といるから、未来が幸せになる。”
”好きな人と過ごすから、家庭が幸せになる。”
”好きな人の隣だから、笑顔になれる。”
こんな感じだったかな。
「好きな人と一緒になれば、幸せになれる」
だからこそ、”幸せを手に入れるため”には→”好きな人と一緒になる”ことが至上命題になっていった。
それが目的になっていった。それが幸せにつながるに違いないって価値観だったから。
でも、”事実に目を向けたとき”、それは必ずしも成立しえないってことに、まったく気が付いてなかった。
事実。
妄想でもなく、想像でもなく、”実際に起こっていること”に目を向ける。目をつぶらない。
好きなんだけど・・・
彼との事実は、
・既読無視
・音信不通
・ウソをつかれる
・都合のイイ女になってる(と思える)
・キープあつかいされてる(と思える)
・コミュニケーションがとれない
・約束は守られない
・ひたすら待ち続けてる
それによって、わたしが着地していた状態や感情は、
・愛されてる実感がない
・いつも不安でいる
・彼に疑いをもってる
・将来が不安でたまらない
・焦りばかりがでてくる
・泣いてばかり
・胸が苦しい
・つらい
・さびしい
・孤独を感じる
・スケジュールはいつも彼のために空けている=結果、何もしない休日ばかり過ごしている
・彼を優先するばかりで友だちとも疎遠になる
どうだろう。
幸せだって思ってやってた、”彼といたいという選択”。
好きな人なのに、ちょうぢょの状況って、幸せそうに思えるだろうか。
渦中にいたときは、「こんなにまでも好きになれる人と出逢えたなんて幸せ」感が強くて、それが幸せにつながるって思ってたのに、こうして第三者目線で、事実を見てみると・・・
”好きな人=幸せになれる人”は必ずしも成立しないのだ。
自分のことを客観視できるようになるのにずいぶん時間を要したけれど、事実を書き出して、冷静になれたとき、自身の価値観が変わった瞬間だった。
こうして、やっと気づいたことは・・・
”自分自身が幸せだから、目の前の人が”幸せになれる人”になる”
そして、”幸せだから、どんどん好きになる”
この順番だったのだ。
こうなったとき「好きな人だったとしても手放す」という選択肢が現実味をおびてくる。
彼は、私が幸せになれる人じゃないとわかったから。
結局は、それが自分自身で肚落ちしないと、他人に何を言われたって、イイアドバイスをもらったって響かない。自分の中に受け取る準備がナイんだもの。
もし彼を手放したいって思うなら。その準備の器をつくってみようかなって思うなら・・・
今この瞬間から、あなたにできること。
それは、あなたの今の状態と感情、それを言語化してみること。事実から目をそむけないこと。
そして、今の状態が幸せといえるかどうかをあなたが決めていく。
今日もあなたを幸せにする選択を。
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