【恋愛】離れると不安な恋愛はあなたの〇〇を削ります
【493号】
離れると不安な恋愛ってある。
いっぽうで離れていても不安にならない恋愛もある。
今、苦しくて、”彼を手放したい”と思うあなたにむけて、この二つの恋愛の違いはどうしておこるのか?を言語化して、離れると不安になる恋愛を手放すべき理由を明確にしていこうと思う。
言語化される=理由が明確になる=行動できる意味がわかる=行動にうつせる判断ができる、だよ。あなたのモヤモヤしてるところを手放そう。
まず、離れると不安になる恋愛と、離れても不安にならない恋愛の大きな違いは何か?
それは「その時の自分が好きかどうか」だ。この質問がしっくりこない人は「自分に疑問をもつかどうか」と言い換えてもいいかもしれない。
離れると不安になる恋愛は、いつまでも自分に自信がもてなくて、「嫌われないように」とか、「どうすれば愛されるか」に躍起になって、最終的に卑屈になってしまう。
常に自分の行動に迷いが生じている。
迷いにマヨいをかけつづけて、誰もとけないパズルくらいに複雑で、消化しきれない感情が自分の中に生成されてしまう。しかも、それを日常では隠す器用さというか、不器用さというか…。
そして相手に気ばっか遣ってドっと疲れる恋愛になる。このままで私、長続きするんだろうか…なんて思う。自分のことが好きかどうかさえ分からない不感症になってしまうことすらある。
そして、ここからが大事なポイントだ。
自分のことを好きになれないのに、それ以上に人のことを好きになることって実はない。
それは”好き”と錯覚してるだけで、彼を通して、あなたが欲しいものが反映されてるだけだったりする。
自分の自信のなさや、もってない部分を、相手がもってるもので補填しようとしてるのだ。
あなたが欲しいものは、彼がもってる自信かもしれないし、経歴(やスペック)かもしれないし、見た目かもしれないし、性格かもしれないし、ユーモアとかそんなものかもしれない。それはキラキラしてみえるものだ。
その”ほしい”と渇望する気持ちを”好き”だと思ってる。
いやいや、彼の人間性に惹かれたの。大人の恋愛するって決めたの。こう思いたい気持ちもあなたの中にはきっとある。
でもそれは”人に説明するためにつくりだした建前”ではないだろうか。ほんとにそれに納得しているだろうか。
これはあなたを責めているわけではなくて、一度、あなたの素直な心をとりだして見つめてみてほしい。
彼の人間性が本当に素晴らしいなら、「自分を疑ってしまう」ようになるまで、あなたはそんなズタボロになってないはずで。毎晩毎晩、泣いたりしてない。
離れると不安になるのは、彼は物理的に離れてることが不安なのではなくって、心のどこかで感じてるのは、”わたしが手に入れたと思う自信”みたいなほんとにほしかったものが遠くにあるように感じちゃうからだ。
あなたの中で、あなたと自信(とか自尊心とか自己肯定感)みたいなものが分離してるのだ。
これが不安なのだ。
そして、これこそが、離れると不安になる恋愛を手放すべき理由になる。
自分のことを好きになれない、自分のことを疑ってしまう、そんな気持ちに着地する恋愛があなたにとって価値があるはずがない。
どれだけ物質的に彼が豊かに見えたとしても、あなたの内面はそれで豊かになるだろうか。削られてないだろうか。
見えないもの(自信とか、精神衛生とか、美しいとか楽しいといった感情とか、生きててよかったなって感動とか)が、あまりに貧しくなりそうに思えてこないだろうか。
あなたの自信とか、自尊心とか、自己肯定感といわれるものを削っていく恋愛。
こんなのイヤすぎるよ。
しかもこれらは「指を切った」みたいに目に見えてケガがわかればいいけど、自信とかは、目に見えないわからないところで棄損されていってるから始末がわるい。だから自分に向き合ってみないとわからない。
離れると不安になる恋愛はあなたの自信を削る。そんな恋愛はあなたの顔を曇らせつづける。
彼を手放すのに十分な理由ではないだろうか。
今日もあなたを幸せにする選択を。