【恋愛】待つことを手放す方法
【441号】
「彼を待ちたい」
長年、彼のことを待っていたちょうぢょが、心の中でずっと思っていたことだ。
この「待ちたい」。
彼のことを一途に待ち続けて信じている。そんな凛とした決意みたいなものがあって、人によっては、それが美徳にも響くかもしれない。
たしかに、”待つ”というのは、気力がいる。器量もいる。時間もいる。焦りと戦うメンタルだっている。だから心の安定が必要で。
待ち続けるって、できた人じゃないと継続できない。心の強さがないと達成できないことでもある。
だから、待てるって実はすごいことで。
でも、その待ちの姿勢、単に待ってるだけではとても危険だ。
なぜなら、それ(待つこと)がいつ終わるのかって、待ってる側ではコントロールできないことが多いから。
だからこそ、彼を待ちたいのっていうあなたの想いと、現実に起こるリスクをおさえて、その上で待つかどうかを決めていこう。
まず、あなたは言葉にできているだろうか?
”いったい何を待っているのか?”
”それはいつまで待っているのか?”
ということを。
それを明確にして(言葉にして)おかないと、何を待ってるのかわからないまま(どうなれば達成なのかわからないまま)、年月だけが経って、気づいたら、後戻りできないところまで到達してました。
なんてことになりかねない。
ちょうぢょは何も考えずに、待ち続けた。その結果、年月だけが経っていった。それを自分で終わらさなければ終わらないことだったんだって気づいたのは7年たってからだった。
その時は言葉にできていなかったけど、当時待っていたことは例えばこんなことだ・・・
・彼からの返信(アクションのすべて)
・彼の仕事が落ち着くこと
・彼が変わってくれること
これらが”来れば”、わたし(の人生)も変われるって思ってた。
何を期待していたかって、自分の変容を他人(彼)にまかせていたのだ。
不安じゃない人生が手に入る
安心が手に入る
幸せが手に入る
はたから見れば、そんなことを他人に期待してて変わるわけないじゃんってことがわかるんだけど、自分自身のことになると何も見えていなかった。
すべてにおいて待つということは、その期間における自分の人生の舵取りを、すべて他人(彼)の行動に委ねるということで。
自分でコントロールできないのだ。
自分でコントロールできないから、自分が期待する結果ってでるはずもない。
誰もあなたの期待を忖度して行動したり、あなたの為に自分(彼)自身を変えるなんて判断はしない。
だから、”誰かが変わってくれることを待つ”ということは期待して待るものじゃない。
それに、不安に基づいて、それを解消するために期待してることって待ってもこない。
”いったい何を待っているのか?”
”それは現実的に起こりうることなのか?”
”どうなればそれは達成できたといえるのか?”
ここを明確にしておかないといけない。
それが、”わからない”という答えになるなら、わからないものを待ってるリスクをあなたは将来も抱え続ける覚悟をもつかどうかを決めておく必要がある。
そして、もう一つ大事なことは、
「いつまでそれを待つのか?」で。
彼のことを大好きであればあるほど、この期間って決めたくないのだ。決められないのだ。延長しちゃうのだ。
かすかな期待が邪魔するんだよね。
でも、そこを乗り越える勇気をもつ。
だって、これを決めない限り、自分の人生は自分でコントロールできない。いつまでも手綱が他人(彼)に握られたままになってしまうから。
これらを”自分で決める”ということが、自分軸で判断するということになる。
”いったい何を待っているのか?”を明確にする
”それはいつまで待っているのか?”を決める
これらを言葉にして自分の胸にもてたとき、今の「待ち続けてる」状態を自らの手で終わらせることができる。
今日もあなたを幸せにする選択を。
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