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子供達向け海プラのアクセサリー作りワークショップをオンラインで実施しました!

こんにちは、阿比留です。

最初の投稿から数ヶ月が経ち、文章書くのが面倒でサボりがちになってしまうのですが、サボらず綴っていきたいと思います…

ここ数ヶ月は対馬に籠って海洋プラスチックを使って色々モノづくりを試していたりしていたのですが、
実は今年の3月に、夢中カレッジ様よりお声がけをいただき、3回ほど講師としてワークショップをさせていただくことになりました。
※夢中カレッジのたっちゃんさん、このようなご機会をいただき、本当にありがとうございました!

そこで、不登校児童の子どもたちに向けて、海洋プラスチックを使ったアクセサリー作りのワークショップをオンラインで開催しました。

オフラインでワークショップを行ったことはあるのですが、オンラインでワークショップを行うのは初めてだったのでかなり緊張しました。。。

実際に横で教えてあげることができないので、
オンラインでどうコミュニケーションとっていこうかなとか、
時間内に終わるかなとか、
不安要素がいっぱい...


でも、結果的にめちゃくちゃ楽しかったし、何より子供たちが楽しんで作成されていたので、逆に僕が子供たちから色々と学ばせていただきました…

今回は、オンラインワークショップを開催してみた感想を綴っていきたいと思います。

1.海プラを使ったアクセサリー作りの概要

普段僕は、海洋プラスチック(以下、「海プラ」)で時計などのインテリアからネックレスやピンバッジなどアクセサリを作ったりしています。

カブスボタン等を海プラから作成
ネックレスも海プラから作成

それに加えて、最近はキーホルダーのアクセサリ作りのワークショップも始めてみました。

海プラでキーホルダー制作と聞くと、機械を使って熱を加えて金型にはめるとか考えたりするかもしれませんが、
大きな機械は使わず、レジン等を使ってキーホルダーを作る方法でワークショップをしています。
(結構面白いので、興味のある方は対馬に来られた際にぜひ!)


2.ワークショップをやってみての子供達の反応

実際のワークショップの風景

今回は一回あたり2〜3人ぐらいの少人数で、メタバース上でワークショップを行いました。

お昼の12時〜13時の1時間という短い時間なので、最初の5分だけ少し対馬の自然の素晴らしさをお話して、残り時間を制作時間に充てました。

さっそく、ワークショップしていてびっくりしたのが、
皆さん、創作に結構没頭していたことです。

創作しているときは、どういう模様にしてどのような色を使おうかとか考えるので、結構没頭してしまうんですね。

時間いっぱいまで創作している子や、もう一つ作ろうとする子まで。

僕もモノを作る時は子供の頃に戻ったような感じで時間を忘れて、いつの間にか3~4時間過ぎていたこともあります笑

実際に参加いただいた子が作成されたアクセサリ

事前にどういうふうに作るのか子供達に動画を共有していたのもありますが、一から教えなくても基本的なことを伝えればあとは子供たちでどう作るか自発的に考えて創作していたので、すごく良い時間だったなと思いました。

随時子供達から制作に関する質問を受けたり、中には「なんで海プラのアップサイクル活動を始めたんですか?」という本質をつく質問を小学生からいただいたりしました。

こういう質問を子供達から受けると、めちゃくちゃ嬉しいんですよね笑。
ついつい熱が入って話し過ぎてしまいました…

3.今回の学びと、これからの環境教育のあり方について

今回初めて子供達の教育に触れる機会があり、色々な発見がありました。

不登校になってしまった子供達も大人が何かしらきっかけを作ってあげれば、没頭できる何かを見つけることができて、将来の一つの選択肢を与えることもできると感じました。

今の子供たちがこれから大人になったら、多くの人が社会人としてビジネスに関わったり他にも海外青年協力隊のように社会活動に携わっていく大人もいると思います。

学校教員だけが教育するのではでなく、普段教育に携わっていないけどバリバリ社会活動を行なっている大人達がもっと子供たちと触れ合い、普段の学校生活では見たり聞いたり感じたりすることができない時間を過ごすきっかけづくりをしていくことができれば、より子供達の選択肢が増えていくのではないかと思いました。

あと、今回のワークショップで、環境教育として今の海プラ問題をどう捉え、どう行動していくか考えてもらうきっかけにもなったかなと思います。

確かに、海洋プラスチックの問題は非常に深刻だと思いますし、特に対馬では他の日本の地域と比べて漂着量が多く、悲しい現実と捉えられがちだと思います。
しかし、アイデア次第で楽しい!と思えるコトに変えることもでき、これは欲しい!と思えるモノに変えることができると思います。

これらの悲惨な現実を変えるぞ!という思いも大切かもしれませんが、
恐らく長続きしないので、どう楽しむか、どう良い物(良いと思ってもらえる物)に変えることができるか、ここが僕が大切にしていきたい根本的な考えです。

今回は以上です!


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