自分の本質を表現するということ
偉人たちの恋人や伴侶について書かれた『天才に尽くした女たち』という本の中に、ゲーテが恋人のことを語るこんな一文が出てくる。
私としては、彼女のことがまったく気に入っているのであり、彼女は自分の本質のどれもあきらめようとせず、かつての彼女のままであり続けている。
この言葉と出会って以来、私は、『他者と他者との間に存在しながら、自分自身を損なわない生き方』に憧れ続けていたような気がする。
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