見出し画像

ちんこすこう開発者は見た!#02 沖縄は癒しの島じゃないこともある

癒しの島沖縄――。

恐らく沖縄の自然と特に「人」から来るイメージだろう。これは完全に朝ドラ「ちゅらさん」等のコンテンツの責任なんだけど、沖縄の人(とくにオバァ)がほぼ毎回善良に描かれてきたもんだから、ウチナーンチュは全員純粋で優しい人という印象操作につながった。きっと筆者が沖縄県民だったらかなりのプレッシャー。何しろ実際はそうでもないからだ。

はっきり言って、現実には沖縄にも悪い年寄りや、嘘つき、泥棒などが普通にいる。特にビジネスの現場では詐欺師にも気を付けてほしい。昨日も近所で200万円の強盗事件があったが、

今朝のニュースでは「被害男性の通報は虚偽でした」とのこと。

意味が解らない。要は自作自演とのことなのだが、ニュース番組のインタビューに「本当に不安です」って答えていたおばさんの気持ちも考えてみてほしい。あまりにも恥ずかしいじゃないか。

筆者の好きな沖縄の方言で「なんくるないさー」という言葉がある。「なんとかなるよ」という意味で、気持ちが楽になってそれこそ癒される気がする。「ケセラセラ」と同じ意味だね。

しかし、はっきり言おう、

「なんくるないさー」という言葉をリアルに聞いたことは一度もない。

それどころか「ハイサイ」も観光地の飲食店でしか聞いたことがない。もし筆者が明日の出社時に「ハイサイ」と元気に挨拶をしたら、怖くなって午後には優秀な部下が何人か辞めていくだろう。

自分の周りは優しい人ばかりだが、仙台に住んでいた時も、神奈川に住んでいた時も、思えばみんな優しかった。要は日本に於いて優しい人の割合に変化はないのだ。

「ちゅらさん」は優しい人ばかり出てくる大好きなドラマだけど、特に好きなのは「BEGIN」のボーカルの比嘉栄昇演じる男が、店の金を盗む回(反省してのちに返還)。沖縄には良い人もいれば、悪い人もいる。そして、沖縄に癒される人もいれば、そうでない人もいる。結局は健康食品の注釈と同じ「効果には個人差があります」なのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?