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夏の一人旅

私が私を取り戻す旅。

もうすぐ誕生日なので夫が私に1人時間をくれた。
そもそも私の時間は私のものなので、くれるって表現もおかしな話なのだけど。主婦はどうしても家庭に時間を縛られやすいので、この場合は貰ったという感覚なのでそう表現します。

出産してまもなくコロナ禍となり飛行機に乗っての旅は3年、4年ぶり。
学生時代と少しの社会人時代を過ごした東京へ。

気心の知れた友人もたくさんいて、今回はそれらの友に会いに行きました。

飛行機内で充電できるなんて知らなかった。
完全に浦島太郎状態。充電できるのがUSBがtype-Aなので、私のtype-Cの充電器では充電できなかったんですけどね。


1日目は大学時代の教授のお家へ遊びに。

渋谷で迷子。

急に消える案内標識は初見を迷宮へと誘い込む。都市開発が盛んで渋谷は迷子になりやすいと聞いていたが、過去の記憶を頼りにどうにか乗り換えられた。

岡本太郎 明日の神話

毎日これを眺めながら乗り換えを急いでいたなぁ〜、なんで感傷に浸ったりなんかして。数時間前まではのんびり田舎にいたのに、人の多さに不思議な感覚になったりして。

渋谷のスクランブルに傘の花が咲く

東京は満員電車のイメージがあったけど、あんまりそういう事は無かった。
行き先と時間帯の問題かな?

学生時代、上京した時は「東京」って書かれた地図の本をもち歩いてた。
(年齢がバレそう・・・。)
今ではスマホがあればどうにかなる。
Google先生がついていれば大丈夫。

今回はSuicaアプリも入れたので、びっくりするくらい乗り換えも支払いも楽。

大学の恩師に会えるとパワーと癒しをもらえた。
子どもを言い訳に、やりたい事を手放していて、何がしたいのか分からなくなっていた自分に反省。
短い時間だけど、染色の技法を習ったりして、今回の旅の目的の50%はそこで達成した感じ。
美味しいパスタもご馳走になって、お腹も心も満たされた楽しい時間だった。

夜は新宿の街へ。

軒先に屋台がやたらと増えていた。
コロナ禍の影響をひしひしと感じた。
友人とお蕎麦とお酒を愉しんだ。大人になったもんだ。
久しぶりに会う友人は少し痩せていて、仕事の話や趣味の話など他愛も無い話をたくさんした。

夜は泊まりにおいでよと言ってくれていた別の友達の家へ。
朝になると、もっと寝ててもいいのにいつもの習慣で目が覚める。
寝ているとソワソワする。
こうやって早起きになって行くんだろうな。

東京は美術館に溢れてる。

この日は以前から気になっていた、ワニの企画展を見に新国立美術館へ。
#ワニがまわるタムラサトル
美術館や博物館もたくさんある東京に来たのだから、もっとたくさん企画展などを見てもよかったのだけど、あまり重めのモノや情報過多なモノは胸焼けしそうだったので、頭空っぽにして観れそうなワニさんを観に行きました。

回るワニ
回る大きなワニ

ただ、ワニが回っているだけなんだけど。
ぼーっと観れてよかった。
頭空っぽにできて。

美術館のある六本木をぶらぶら。

ブルーボトルの自販機があるんだーと驚いたのでパシャリ。

Blue bottleの自販機

テラスで友達とたくさん話した。
何人かの友人に会えて嬉しかった。
こんな時代なので恐る恐るではあるのだけど、会えるとやはり嬉しい。
お腹抱えて笑って、ほっぺたが痛くなるくらい笑った。

ビルがニョキニョキ森みたい。

夜は懐かしの「つるとんたん」へ。
子供づれに目が行ってしまう自分がいた。
たくさん飲んで食べて、久しぶりの夜ふかし。


初めてのLCCピーチ

翌日はお土産を買って成田へ。
二泊三日では時間が足りなかった。

帰りは初めて成田からLCCのピーチに乗った。
成田はびっくりするくらいのんびりなところで、空港もよくわからなかったけど、飛行機は普通に快適だった。
LCCなだけあって格安ですごい。←語彙力が乏しすぎるけどこれ以上の言葉が見当たらない。

ピーチ

地元空港へ到着すると、夫と娘が迎えに来てくれた。
義理実家へ行って、動物園とお家プールと楽しそうに過ごしてた二人は、私がいなくて微塵も寂しくなかったようだ。
おかげで心配などせずに楽しめた。

久しぶり会った娘は、私のことを「お母さん」から「ママ」と呼ぶようになっていた。

東京に何しに行ったの?と実母に電話で聞かれたが、「遊びに」以外のなんでもない。
久しぶりに友達とだらっと過ごして笑って。

主婦の気ままな一人旅。最高すぎた、また行きたい。


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