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いなかのねずみがパリへ行くには羽田への道がまずダンジョン。

都会に住んでるニンゲンたちには思いもつかぬ話でも、いなかの果てに住んでるねずみは羽田へ向かうも大冒険。


0日目 2023/8/10(木) 台風一過

パリへと向かうその前日。

● 福岡空港→東京・羽田空港

地方在住者にとっては羽田までの道からダンジョン開始。特に今回は大型台風が九州地方に接近し、じりじりわたしを苦しめた。羽田からのパリ行きは間違いなく飛ぶけれど、その前にわたしが地元から羽田へたどり着けるかが危うくて、ずっとハラハラ眠れなかった。羽田までの飛行機が台風で欠航になるのかどうか当日朝でもまだわからずに天気予報とにらめっこ。心配のあまり飛行機を取り直し、午後休をもぎ取り、仕事を捨て置いて昼過ぎに出発。

●移動日の荷物が多すぎる件について(反省事項)

それにしても反省するのはわたしの荷物の多さでチュー。地元駅からJRと地下鉄を乗り継いで福岡空港に到着したときはこんな感じ▼。


慌ててきたので荷物の整理もできてない。その辺にあるやつをぜんぶまとめてソフトケースに突っ込んできた。ごちゃごちゃの荷物はそのままに、スーツケースとゆるでかバッグはぽーんと預け、機内でのスタイルがコチラ▼

▲いつもこのくらいだといいのにー。

しかしながら羽田に到着し荷物を受け取るとこのざまだ。

どうしてこんなに荷物が多いの?自分でもわからないヨー。
スーツケースはガラガラなので軽いけど、上に乗っけたソフトバッグがとても重くてバランスわるい。この荷物を抱えて一人でターミナル移動なんて辛すぎるー。荷物持ちを呼び出そうと若いねずみにLineするけど既読にもならず。ポーター調達に失敗したのでなんとか自力で動かねば。

やればできるぞ!とバスに乗る。ターミナル間をつなぐシャトルバスは旅行者向けのつくりなので、かよわい乙女のわたし一人でも荷物を抱えて移動ができた。夏休みだし子連れ旅多し。

22時近くにたどり着いた国際線出発ロビーは、なかなかの賑わいっぷり。

国際空港は夜中でも活気に溢れて圧倒される。たしかにここはニッポンなのに異国的な雰囲気にワクワクする。

● 羽田空港第3ターミナルホテルに宿泊

羽田発パリ行きのフライトは朝8:25発。チェックインは朝イチバンの6:00から。
福岡空港からは朝イチの便で来ても間に合わないので前泊は必須。ただでさえ少ない休みが前泊のために一日減っちゃうのも悲しいけれど仕方ない。
空港ターミナル内のホテルは値が張るが必要経費だと割り切った。どうせホテルを取るのなら出発当日の移動が一番楽な場所がイイに決まってる。国際線の出発フロアー内のホテルが一番だ。わざわざホテル代を払った上に早朝からスーツケース抱えて電車移動など御免だし【ここはお金で買うべきところ】と旅行の神様がわたしに告げた。金で買える楽ちんは買っとけということですね。大人の財布はここで使う。

たとえ22:00にチェックイン、
6:00にチェックアウトでもな。

ホテルにチェックインしていたら、フロントで若いねずみと合流できた。仕事のあと自宅で風呂まで入って来たそうで、顔はつるピカ元気いっぱい。
「おれちょっとその辺見てくる」
と飛び出す若者に両替を託し、わたしはホテルで荷物の整理。やっとここまでたどり着いたと安堵したら眠たくなった。第3ターミナルなんてめったに来ないし冒険の旅に出たいとこだが、本番は明日から。今は体を休めなきゃ。さっさと寝るに限るでチュー。

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