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「風舟」店主の読書日記

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新潟県東蒲原郡阿賀町京ノ瀬にある温泉隣接のブックカフェ、 しごと・まなび場withブックカフェ「風舟」店主の読書日記です。
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記事一覧

第三の自分

著者の飯田美樹さんとは、学生時代の「エコリーグ」からのつながり。25年くらい経ちますかね・…

tsuruhashi
1か月前
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輸送から徒歩旅行へ、そして「自由」を手に入れるために学ぶ

読み終わりました。 すごいグサグサと刺さりまくる本ですね。 高校魅力化界隈の人は読んでほし…

tsuruhashi
1年前
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宛て先のない手紙

「活動あって学びなし」は アクティブ・ラーニングが叫ばれるようになって、言われてきており…

tsuruhashi
1年前
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正解というまがいもの

まだ読み始めなのですけど、グサッと来たのと、2月7日~8日の企業向けワーケーションモニター…

tsuruhashi
1年前
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「福祉」から出発するアントレプレナーシップ

2018年刊。 湯島の「夜学バー」で知り合った大学院生の出身校である大阪府立箕面高校の話。 …

tsuruhashi
1年前

「とどまる」のプロセスを経たものだけが「つながる」ことができる

読書サーフィン。 テーマは「アイデンティティの再構築」です。 今日は2020年に衝撃をうけた1…

tsuruhashi
1年前

「問い」の瞬間こそが「創造」

2012年5月刊。すでに10年以上前の本だけど、色あせない。ブログにも何度も書いているけどもあらためて読み直し。 この本で「学校社会」と「放課後社会」というコンセプトに感銘を受けて、 松陰神社の絵馬に書いたのは10年前でした。 「無数の放課後社会をつくる」これがツルハシブックス3年目のテーマでした。 さて、本日はアイデンティティのつくりかたシリーズのつづきです。 本書の第4章「創造の方法論、あるいは人間機械論P160より ~~~ あなたが「やりたいこと」など、社会には必

アイデンティティ構築への人類学的アプローチ

「人類学とは何か」(ティム・インゴルド 亜紀書房) 「寮のハウスマスターってどんな仕事で…

tsuruhashi
1年前
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風景をつくる3つのシコウ力

本を読んでいて気持ちがいいのは「圧倒的敗北感」を感じられる本に出会ったとき。 この本もそ…

tsuruhashi
1年前
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ベクトル感のある「共同体」とベクトルとして存在できる「共有地」

大学4年生のサードプレイスに関する卒論を読んだので読み直し。 今日は「私有」と「共同体」…

tsuruhashi
1年前
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答えのない問いに出会った瞬間に、人生は探究になる

「アート思考=問う力」だと定義する、吉井さんのメッセージが響きます。 まえがきより ~~~…

tsuruhashi
1年前
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「外向的」なのは「鈍感」だからだ。

これでもか、というくらい、エビデンスベースで残酷な事実を突きつけてくる橘さんの本。 今回…

tsuruhashi
1年前
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VUCAな世界を見るまなざし

「まなざしの革命」(ハナムラチカヒロ 河出書房新社) 途中、なかなか難しかったのですが読…

tsuruhashi
1年前
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見えないけどそこにある「あはひ」

「見えないものを探す旅」(安田登 亜紀書房) 新年最初に開いた1冊。 タイトルのテーマがピッタリだなあと。 安田さんの「あわいの力」は21年6月に読んでいたのですが。 http://hero.niiblo.jp/e491828.html (参考:「心」に代わる何か 21.6.21) 「アンチ〇〇やポスト●●ではなく、中心と周辺」がテーマな今こその1冊でした。 まずは、「花」から。 花っていうのは、草冠に「化」ということで「変化」を表している。 ~~~ P84 変化(花)