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感動スポット満載!6月の北海道・道東巡りのドライブコース

6月の道東は新緑が繁り始めて気持ちの良い景色が広がります。
数々の景勝地も色づきが濃くなり、一段と見応えのある光景になるんですよね。

行きたいところだらけになる季節、効率よく廻れた方がいいですよね。
今回は道東とオホーツクの境にあたる地域を中心に廻るコースでした。

新緑を楽しむ6月の北海道・道東巡りのドライブコース

オンネトー

道の駅摩周温泉(ソフトタイム)

さくらの滝

神の子池

硫黄山

朝9時過ぎに阿寒湖を出発して、帰ってきたのが16時。寄り道時間が長いので(笑)約7時間ぐらいです。
普通に廻ると4時間ほどなので、場所によって時間調整してみてくださいね。

オンネトーグリーンを楽しみたいなら午前中がおすすめ

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道東の秘湖と呼ばれる「オンネトー」
その特徴は湖の色にあります。見る場所や気象条件の違いでエメラルドグリーンや藍色などさまざまな湖面の色を楽しめます。

個人的には午前中の陽の向きが一番濃いように思えるので、いつもお昼前ぐらいに行ってます。

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いまの時期はオンネトーの入り口付近で「ヤマガラシ(山芥子)」の黄色い集団がお出迎えしてくれます。

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道の駅摩周温泉で休憩

阿寒湖から弟子屈町に向かうには、阿寒横断道路という山道を越えていきます。山道なので急カーブが多い道ですが、この時期の景色は抜群です。
峠には雄阿寒岳、雌阿寒岳が一望できる絶景スポット「双岳台」があります。

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山道を越えてしばらく走ると「道の駅摩周温泉」があります。ここで水分補給したり、オヤツを補充したり、トイレタイムしたりが必須です。
というのも、この先のコースはコンビニや休憩所がないので。

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最近お気に入りの「摩周ルビーソフトクリーム」弟子屈町産のイチゴ「摩周ルビー」が使われています。
この日は全国でも北海道が一番暑かった日で、気温は30℃ごえ。
外でのソフトタイムは、溶け出すアイスとの戦いになりました(笑)

オホーツクの感動スポット「さくらの滝」

6月から8月にかけてサクラマスが滝越えのジャンプを見せてくれる、高さ2.5mの「さくらの滝」。これだけ大きな滝をジャンプする場所は世界的にも珍しいんだそうです。

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激しい滝の流れに果敢に挑んでくサクラマスたち。その目的を果たすため、何度も何度もチャレンジする姿はいつ見ても感動します。
時間を忘れてつい見入ってしまうんですよね。

遡上し始めの頃は登るマスの数も少ないのですが、銀色に光る魚体がとても美しいです。8月ごろに登ってくるマスたちはその魚体がピンク色に染まって、また違った迫力を見せてくれます。
シーズンが始まる3回は訪れたいところです。

絵画のような光景の「神の子池」

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池の一部だけが青い不思議な「神の子池」
周囲220m、水深5mの小さな池ですが、透明度がとても高く、水底まで綺麗に見える美しい池です。

摩周湖からの地下水が湧き出ている池で、摩周湖がアイヌ語で「カムイ・トー(神の湖)」と呼ばれていることから「神の子池」と名がついたそうです。

池の一部が青いのは、水底に屈斜路火山の火砕流が堆積し白くなっているのと、火砕流の微粒子があり、そこに大量の湧き水が出ていることの作用によるものだそうです。
自然の偶然が作り出した芸術は素晴らしい光景を見せてくれます。

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年間通して水温が8℃と低く、倒木が腐らずに化石のように沈んでいます。
池の青さと倒木の織りなすさま、そして新緑の力強い緑。
まるで絵画の世界に入り込んだような気分です。

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神の子池の水は1日に12,000tも湧き出しています。 
この静かな水面からは想像つかないのですが、この下から流れ出る川の勢いがそれを物語っています。

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日本最大級のエゾイソツツジの群生地が広がる「硫黄山(アトサヌプリ)」

硫黄山はアイヌ語で「アトサヌプリ(裸の山)」と言われるように、山肌から噴き出す火山ガスの影響でわずかな草木しか育たない場所です。
いつもは殺風景な景色が広がるのですが6月だけは特別です。

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ポワッと白く咲くエゾイソツツジが硫黄山の傍で満開になっていました。

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エゾイソツツジは北海道の固有種で、草丈30~70センチくらいになる常緑小低木です。
硫黄山に咲く群生地の規模は約100ヘクタール、日本最大級の規模なんだそうです。

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が、あまり知られていないようで見物に来る人は私たちだけでした。みんな硫黄山の噴き出し口だけ見て帰っていくんですよね。
こんな素晴らしい景色を見ていかないなんて、もったいなーい!

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6月中旬〜下旬まで見頃とありました。

お天気がいい時は外の空気をめいっぱい感じたいですよね。北海道・道東は自然の景色がその空気感をさらに高めてくれます。

北海道のドライブは移動距離が長いので、一日だと廻りきれないんですよね。自然の景色を思いっきり楽しみたい方は、その季節にいきたい場所を決めてその近隣を効率よく廻ることをおすすめします。
季節のポイントを決めれば、その時の北海道をしっかり堪能できますから。

道東旅行は鶴雅リゾートでお過ごしくださいませ。


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