真面目な方が損をする

こんにちは！

今日は日本語ブログです。

最近というかアフリカに行ってから学んだことで

この頃またぼーっとしてる時に考えてたことをシェアします。

その内容はというと

人生真面目な人の方が損してるんじゃないか？

です。

（アフリカに限らず）海外に行くと

信じられない！

っていう出来事がよく起こる。

最近だと

オーストラリアに４年住んで

アフリカにも移住して、割と海外生活には慣れてる方だとは思うけど

やっぱり自分は日本人なんだなと思う出来事がありました。

今回タンザニアから日本に帰ってくるときの乗り換えで

エチオピア空港にある売店で水を買うために並んでいた時。

男の人が商品を持って割り込んできた。

「俺の飛行機あと20分で乗らないといけないから先会計させてね。」

2人しか並んでいないから普通に並んでも間に合うはずだし

他の人も急いでるかもしれないのに

とか思いながらその人が払い終わるのを待っていたら

その人のカードが使えず違うカードで払い直すことに。

そしてなんと支払い終わった後にまた違う商品も追加して再度会計をする。

その間ずっと待っている先に並んでいた自分たち。

終始急いでる様子もなくのんびりするその人。

結果5分くらいかかってやっと終わってついに

自分の番になった時。

自分のカードをマシンに入れようとした瞬間に

違う男の人が割り込んで

「これいくら？」

と商品をレジに置いた。

そしてこっちがずっと待ってたの知ってるはずのレジの人も

何の躊躇もなくその商品をスキャンし始める。

それも数秒ではなく割と時間をかける

結局２番目に並んでいた自分は10分もそのレジにいた。

単にこの話を聞けば大したことないじゃんと思うんだけど

よくよく考えるとこれはちょっとした例で

自分の立場からみたら不公平だ！と思うけど

割り込んだそれぞれ2人は

全く気にしてないし

自分が待たずして欲しいものがゲットできた

もちろんマナーや気遣いができるのは日本人の良いところだけど

海外だと周りに気を使って

言いたいことも言わず、真面目に過ごしていても

自分が損して疲れるだけだし

はっきり言わないようにしていると、最終的に自分が苦しい状況に陥ったりもする。

特にアフリカだと

正義なんて存在しないから

適当な人ほどなんだか上手くいって

正直で真面目な人ほど損をする仕組みになっている。

例えば

あまり大きな声で言えないけど

警察が観光客を脅すことなんてしょっちゅうあって

適当ないちゃもんつけられたのに

相手は警察だからとビビってたら相手もどんどん攻めてくるけど

適当にヘラヘラ会話してたら向こうも

好印象をもってそれ以上問いたださなくなる。

モノを盗む人も

罪悪感は全くないし、盗めてラッキーと思っているかもしれない

盗まれた側は憎しみや怒りでいっぱいになって

ハッピーに過ごせなくて損でしかない。

だから「これが正しい」っていう自分の価値観で真面目に生きていても

損するだけなんだと本当に思う

インスタのストーリーにも少し載せてたけど

今回の日本への帰り道はまさにトラブルばっかりで

負の連続でしかなかった。

でも今思うと

１つ起きたトラブルやプラン通りにいかなかったことに

いちいち感情的になってたから

同じようなことが起きたのかもしれない。

そんなトラブルも笑い飛ばせてたら

大した問題とすら感じていなかったはず。

こんな時にタンザニアやアフリカの人たちが

めちゃくちゃ羨ましくなる。

もちろんアフリカだからこそ起きるトラブルなんだけど

それと同時に

そんなクレイジーな日常に

ハクナマタタだと思える

心の余裕と気楽さがあったら

どれだけ幸せだろうと思ったことが何度もある。

ところで最近見たアクション映画

「Hitman’s bodyguard」

にかなり元気もらったから是非見てほしい。

元トップクラスの真面目なボディガードと貯金もない本当に適当な殺し屋が出てくる話で

色々あってそのボディガードがその殺し屋を守らなきゃいけなくなるんだけど

殺し屋は自分も奥さんも刑務所にいて

移送中にめちゃくちゃ殺されかけるんだけど

全く気にしてなくて

ボディガードが効率よく賢く身を潜めようとしてるのに

なぜかノープランな殺し屋のやり方の方が上手くいっちゃったりして

やっぱり真面目に正しく生きようとするより

自由に好きなように生きる方が上手くいくんだなと改めて思った😁

今日から適当に生きましょう

大真面目な人は一度アフリカへ。